継ぎの羽織り(Cinematic Ballad)
kazuo
Music(音楽)
:
2026/4/10 17:14
1
0
オリジナル曲♪
**「継ぎの羽織り」**
古びた布の 匂いがまだ
胸の奥で 息をする
縫い目ひとつ 指でなぞれば
ぬくもりだけ ほどけてく
(ah… ah…)
(stay… stay…)
風の夜に 灯りひとつ
細い指が 動いてた
「寒くないよ」と笑う声が
なぜか 少し震えてた
(ooh… gentle…)
継ぎはぎでも いいんだと
言い聞かせた あの夜に
ほんとの意味を 知らぬまま
ただ 抱きしめていた
それは 愛だった
色あせても 消えないもの
ぼくは 着ていた
見えないぬくもりを
(you’re not alone…)
(hold on… hold on…)
人はいつも 目に見える
形ばかり 追いかける
空っぽでも 笑えるなら
それが豊かと 信じてた
(ooh… why…)
あの羽織りが なければ
ぼくは 何を着てた
冷えた心 隠すための
嘘だけを まとってた
それは 愛だった
破れてても 守るもの
ぼくは 知らずに
宝を抱いていた
(you had it all…)
(don’t let it go…)
…遅すぎたな
気づくには
あの夜の灯りは
もう 戻らない
(ah… ah… fading…)
それは 愛だった!!
何もなくても 満ちていた!!
ぼくは ここで
やっと わかったんだ!!
それは 愛だった!!
この胸を 裂くほどの!!
今も 燃えてる
消えない灯りだ!!
(LOVE!! LOVE!!)
(you are not poor… you are loved…)
…あの継(つ)ぎの羽織りは
ぼくの すべてだった
「…まだ、あたたかいよ」
この歌詞は、大人になった語り手が幼少期の記憶を静かに振り返る構造で、貧しさの中にあった“確かなぬくもり”を再認識する過程を描いている。象徴としての「継ぎの羽織り」は、単なる衣服ではなく、愛情・記憶・存在証明を内包する媒体として機能する。前半は抑制された語り口で孤独や寒さを描写し、中盤で自己欺瞞への気づきが入り、後半で感情が一気に解放される設計となっている。特にクライマックスでは、「何もないこと」と「満たされていたこと」の逆説が統合され、価値観の転換が頂点に達する。全体として、喪失後にしか理解できない愛の重みを、静寂と爆発の対比で表現した叙情的作品である。 ...
投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。
| 投稿者 | スレッド |
|---|
execution time : sec


