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最新記事一覧
発行日時 | パイプ名 | 見出し | ||||||||||||||||||||||||||||||
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2024/11/3 3:15 | Googleニュース |
静岡市葵区で土砂崩れ大雨の影響か 現場は交通規制実施=静岡中央署 - 静岡新聞
登山客など約200人孤立の土砂崩れ ヘリコプターによる救助活動を完了 ... 林道で土砂崩れ 南アルプスの登山客など148人が取り残されたか 徒歩で下山 ...
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2024/11/3 1:30 | Googleニュース |
定山渓・無意根山の山小屋で火災 登山者23人が避難、けが人なし 札幌・南区 - au Webポータル
2日午後10時5分ごろ、札幌市南区定山渓の無意根山(1464メートル)の山小屋で、登山者の男性から「...
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2024/11/3 1:13 | Googleニュース |
定山渓・無意根山の山小屋で火災 登山者23人が避難、けが人なし 札幌・南区 - 北海道新聞デジタル
2日午後10時5分ごろ、札幌市南区定山渓の無意根山(1464メートル)の山小屋で、登山者の男性から「煙突部分から煙が出て、小屋に燃え移りそう」と119番があっ ...
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2024/11/3 0:52 | Googleニュース |
上田・松本地域に大雨警報…土砂災害に警戒【長野】 - 日テレNEWS NNN
【速報】登山界のアカデミー賞「ピオレドール賞」に平出和也さんと中島健郎 ... 世界的な登山家・平出和也さん 出身の富士見町が特別表彰【長野】. 11 ...
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2024/11/3 0:45 | Googleニュース |
あすスタート!全日本大学駅伝 駒大5連覇か?国学院大 青学大か - KSBニュース
大学山岳部の登山隊が快挙! ... 登山界最高の栄誉”ピオレドール賞. 11/2(土) 18:25 国際.
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2024/11/3 0:09 | Googleニュース |
帯広 日高山脈の魅力 登山家らが語り合う|NHK 北海道のニュース
イベントでは富良野市で育ったプロアドベンチャーレーサー田中陽希さんと札幌市の登山家野村良太さんが日高山脈の魅力などを語りあいました。 このうち田中さん ...
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2023/10/13 17:56 | キャンプと登山 |
ラストフロンティア伊藤新道~竹村新道
2023年10月2日から5日、北アルプス・伊藤新道から竹村新道に行ってきました。
かつて黒部源流へのルートとして開拓され、雲ノ平への最短ルートとしてにぎわっていたと言われる伊藤新道ですが、岩壁が崩壊し廃道となり歩く人もほとんどいなくなったということです。 それを小屋の方々が再整備され、今年の8月に復活、開通されたというので行ってきました。 七倉温泉駐車場からタクシーで高瀬ダムへ。 そこから川沿いの道を歩いて、2時間ほどで湯俣温泉に着きました。 改装中の湯俣山荘。(宿泊は出来るそうです。) 今夜の泊りは川を渡ったところにある晴嵐荘で、ジップラインで川を越えます。 晴嵐荘 スパイスカレーをいただき、温泉に入って就寝。 翌日は5時半ごろ出発し、とりあえず、右岸に渡渉。 堰堤を超えると、川から湯気が上がってます。 しばらく進むと、右側に墳湯球が見えてきました。 第一から第五吊橋まであったそうですが、第一、三、五の吊橋が再建されてます。 第一吊橋。 ガンダム岩。 ホッチキスのような足場があるので、それを使って超えました。 何度も渡渉して進みます。流れが重い! 秋になって水位も下がってるらしいですが、膝上になってくると必死で踏ん張らないと流されそうです。 渡渉箇所や巻き道箇所には、ケルンと赤リボンがありますが、よく見ないと分かりにくいところも。 ルートファインディングしながら、適切な渡渉ポイントを探しながら進んで行く、冒険っぽいルート。 第三吊橋を過ぎると、少し浅めになって渡渉しやすくなりました。 第五吊橋を渡ると、遡行部分は終わります。 ここから急な登りで、ざれたところもありました。 眼下に第五吊橋。 一旦、赤沢に下り、そこから森に入ります。これまた急で、登りにくいところはロープや梯子が付けられています。 登りきると、少しなだらかになり景色が開けてきます。 奥に槍ヶ岳。 展望台から。 やがて、水平な巻道ルートになって、紅葉が美しい。 三俣山荘に到着しました。 夕食は、鹿肉のジビエシチュー。美味しかった! 夜中から風が強くなり、翌日は、早朝から雨。 出発を少し遅らせ、予定していた烏帽子岳までの縦走はやめて、裏銀座途中の分岐から竹村新道に入って湯俣に下ることにしました。 ちょっと残念ですが、裏銀座、少しだけ歩きました。 赤や、オレンジ、黄、緑の曼陀羅模様が素晴らしい山並み。 竹村新道は最初はけっこう片側が切れ落ちたところもあって、緊張しました。 下りが長い~ 湯俣からまたジップラインで川を渡って、高瀬ダムまで歩きます。 が、タクシーが終わってたので、途中にある名無避難小屋で泊まりました。 誰もいないかと思ったら、学生さんが一人いらっしゃいました。 見た目ちょっと・・・な小屋でしたが、そんなに悪くなかったです。 さて、沢ゾーンで使った装備ですが、靴は、先日買ったモンベルのラバーソウルの沢靴(サワークライマー)。 ソックスはネオプレン。(登山靴は持って行かず、下山もすべてこれ一足でした。) 雨の中、黒部源流までの下りも、濡れても平気なので、どんどん歩けました。(岩苔乗越まで、めっちゃしんどかったですが・・・) 友人たちは、グリップ力のあるサンダルでしたが、砂が入ってくるのが難点だったそうです。 今回の伊藤新道のために買った沢靴でしたが、大活躍。 ウェアは、薄手のウールシャツにフリース、レインジャケット。ウールタイツに沢用タイツ、短パン。 ザック内はもちろん、ビニール袋(2重)で防水対策をして、極力軽量化しました。 今まで見たことのない沢沿いの山の景色をたっぷり楽しめた、素晴らしいルートでした。 また来年も行ってみたい!! ヤマレコ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6011523.html |
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2023/10/13 9:07 | キャンプと登山 |
八池谷の沢登り
9月24日は、滋賀県の八池谷に沢登り。
初心者向けですが、崩落地帯があって、危険な箇所もありました。 今回は、モンベルのラバーソールの沢靴を買ったので試してみました。 この谷はあまりぬめっていないので、滑ることなく歩けたし、下山も大丈夫でした。 もう秋になってから、わざわざ取り寄せてもらって沢靴買うとは・・・ そのわけは、次の記事で!
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2023/10/12 13:10 | キャンプと登山 |
初秋の岩湧山ハイキング
9月18日は、久々に岩湧山に行ってきました。
滝畑の登山口から登り始めて、途中に扇山というのがあったので、寄ってみたり、新しい発見もあって楽しかったな。 ススキは出始めでフレッシュでした。 ハバヤマボクチもまだ青っぽい。 三合目の分岐から下りましたが、石がゴロゴロで最後のコンクリート道が長くて、あまり面白くなかったかな。 紀見峠駅まで歩いてフィニッシュ。 これからススキが見頃でにぎわうでしょう。
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2023/9/6 15:34 | キャンプと登山 |
ウォーターワールド・前鬼川
8月26日は、何年振りかで、前鬼川に沢登りに行ってきました。
水量が多くて、滑滝も激しく流れてました。 二の滝の水量!上の渡渉が出来るか! 出来そうになかったので、右側を少し巻いて滑滝に降りられた。 冷たい湧き水が流れ込む箱状のゴルジュ。 垢離取場までで、遡行終了。登山道で小仲坊に下って行きました。
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2023/8/3 16:57 | キャンプと登山 |
南アルプス縦走 甲斐駒ヶ岳~鳳凰三山
今年も行ってきました、南アルプス。
今年は、女3人で黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳、早川尾根を経て鳳凰三山、夜叉神峠まで歩いてきました。 7月23日夜大阪出発で、24日朝7時前に尾白川渓谷駐車場に到着。 駒ヶ岳神社を通って黒戸尾根を登ります。 最初は普通の樹林帯の登山道がジグザグに続いていきます。 やがて、岩場や梯子が連続するゾーンに。 梯子の一段が私には高くて、めちゃくちゃ疲れた。 岩ゾーンが終わって、突然着きました、七丈小屋。 客室は二階で、シートで区切ってあって、マットと毛布がありました。 インナーシーツを持参です。 食事は、カレー、ソーセージ、ポテトサラダ、エビフライ、お蕎麦。 お腹いっぱいになりました。 翌日は4:30に出発。 またしばらく鎖場や岩ゾーンが続き、剣が刺さった大岩を巻き上っていきます。 甲斐駒ヶ岳山頂が見えた! 山頂の祠 素晴らしい景色を楽しんで、下って行きますが、これがザレザレの道。 途中で、摩利支天に登ってみました。 ここも景色がいい。 摩利支天から甲斐駒ヶ岳 縦走路に戻って、栗沢山、アサヨ峰とアップダウンが激しいルートを必死で登ります。 アサヨ峰から甲斐駒ヶ岳 ずうっと向こうに地蔵岳のオベリスクと、後方にぼんやりと富士山。 まだまだ続くアップダウン。けっこう岩っぽいところも多くて、大変。 14:30にやっと早川尾根小屋に到着しました。 中はリフォームしたそうで、新しい木の香りがしていました。 宿泊者6人だったので、カーテンで仕切られた広い1コマを一人で使えました。 ここは夕食は自炊にしました。といっても、簡単なものばかりです。 私はサバの味噌煮、Fさんは鶏の炭火焼、Mさんは海藻と大豆などのサラダを持ってきていて、シェアして食べました。 三日目は4時出発。 まず大きいピークは高峰。ここへの登りがシャクナゲブッシュで歩きにくい。 タカネビランジがたくさん咲いていた。 やっと地蔵岳。オベリスクのてっぺんの真下まで岩登りしてみました。 あとは、観音岳、薬師岳と登って、長い夜叉神峠への下りです。 緩やかですが、長かった! 15時過ぎに夜叉神峠登山口に到着。 予約していたタクシーで尾白川渓谷駐車場に戻りました。(約14,000円) (夜叉神峠辺りでタクシー会社に電話しましたが、DOCOMOしか通じませんでした。) 下る途中でちょっと遠くで雷が鳴っていましたが、雨にもあわず、無事踏破できました。
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2023/7/10 0:06 | 立ち寄り温泉部 |
薩摩硫黄島の東温泉でインフィニティ露天風呂!ワイルドすぎる野湯めぐり
鹿児島県三島村の「薩摩硫黄島」は温泉アイランド! 温泉成分で真っ赤に染まった港では、アフリカの打楽器ジャンベでお出迎え。 インフィニティな「東温泉」や、海の中に湧き出す天然の露天風呂など、ワイルドすぎる野湯巡りを楽しみました。 後半では、宿泊施設もご紹介します。 海から湧き出す温泉で赤く染まった港に到着薩摩硫黄島は、名前の通り活火山の島。港の海底からは温泉が湧き出し、鉄分で海水が赤く染まっています。 船から見ると、海の色が青から赤へとガラリと変わるのでちょっと怖くなるほど。 赤い水をかき分けて着岸すると、ドンドコドンドコドコドコドコドコ……♪ と軽快な太鼓の音が大きくなってきます。 薩摩硫黄島は、アフリカの打楽器・ジャンベの島。島の子どもたちがジャンベを打ち鳴らし、踊りながら出迎えてくれました。 いざ東温泉へ! インフィニティ露天風呂に感激宿に着いて荷物をおろし、お目当ての「東温泉」に向かいます。東温泉までの道のりは3kmほど、徒歩で1時間かからないくらいです。 車でも行くことができますが、両脇に竹が茂った道をのんびりと歩きます。 急に視界が開けてくると、海に面した岩盤に3つの露天風呂が見えました。赤茶色の岩に、温泉成分の黄金色が目立ちます。 岩の壁で仕切られた更衣室で水着に着替え、早速温泉へ。 波が打ち付ける海岸にはさえぎるものがなく、耳に入るのは波の音だけ。誘われるように湯舟にに近づきます。 3つある湯舟は、奥から源泉が注がれるため、真ん中が適温です。かすかに緑がかったお湯はピリリとした強酸性で、舐めるとレモンのような酸味を感じるほど。 浅めの湯舟につかって、ぼんやりと波を眺めます。自然と一体になった気分とは、まさにこのこと。 視界にうつるのは海と空の青色だけ。まさにインフィニティ温泉です。 岩肌に目を向けると、源泉が岩を染めていることに気づきます。硫黄泉特有の藻や、析出した硫黄と塩分が模様のようになっています。 一つ目の湯舟に注がれる源泉のほかに、岩肌からも温泉が湧き出しています。 熱いのでさわることはできませんが、神秘的な温泉に目を奪われます。 真ん中の湯舟は39℃くらいとぬるめでしたが、源泉近くは体感46℃と熱め。 硫黄泉で熱いお風呂といえば、草津温泉や那須湯本の共同浴場を思い出します。それらの温泉で入れるならば、ここでも入れないはずはない。 意を決して入ってみると、ピリリとした熱さと酸の刺激のあとに、スパッと身体の疲れがとれるサッパリ感です。 干潮時のみ入れる幻の温泉「穴の浜温泉」薩摩硫黄島は、島全体に竹が茂った緑豊かな島。道路は丁寧に草刈りされており、気持ちよく歩けます。 島には牧場もあり、海が見える牧草地でのんびりと草を食んでいました。 さて、もう2つの温泉を目指して歩を進めます。 ※東温泉のほかの露天風呂は、一般の方は非常に行きづらい場所にあります。滑りにくい靴・歩きやすい服装で探してみてください。 東温泉で徒歩で行く場合の難易度を★★☆☆☆とすると、このあと紹介する穴の浜温泉の難易度は★★★★★、大谷温泉は★★★★☆くらいです。 1つめの温泉は、「穴の浜温泉(けつのはまおんせん)」。島の北端、岬の近くから藪の中に入って行きます。目印はありませんが、人が通った跡があるので決意を固めて進んでいきます。 胸の高さまで茂った草むらをかき分け、人が通った跡をたよりに進みます。最後の目印は、発泡スチロールがついた竹の棒(たぶん目印です)。 岩がゴロゴロと転がる海岸にたどり着いたら、温泉がわき出す場所を探します。 赤茶色の岩が転がる海岸を歩くと、湯気が立つ場所が見つかりました。 岩の隙間からポコポコと温泉が湧きだすので、岩を動かして海水と混ざり合うように湯舟を作ります。 泉質は酸性泉で、東温泉と似ています。源泉温度は60℃くらいで触れない熱さですが、海水と混ぜれば足湯として楽しめます。 神秘的な乳白色!大谷温泉(ウータンおんせん)へもう一つの露天風呂「大谷温泉(ウータンおんせん)」は、看板に従って草むらの中を降りて行きます。 視界が開けてから、もう少し。岩の転がる海岸を降りて行きます。 青白く濁った温泉と、赤茶けた岩が、海岸とは思えないコントラストを織りなしています。 大谷温泉も干潮時のみ入れますが、干潮時でも温度は低め。この日は38℃くらいのぬる湯でした。 乳白色のお湯が湧き出すところは、どこもぬるめのお湯で満たされています(私が気づかなかっただけで熱い箇所もあるかもしれませんので、慎重に確かめながら入りましょう)。 乳白色のところよりも、透明のところの方が温かかったので、全身つかって自撮りしました。 ここも泉質は酸性泉。のんびり浸かっていたいところですが、入りすぎるとかえって肌がカサカサになってしまうので、ほどほどで切り上げて戻りました。 薩摩硫黄島の宿泊情報!民宿と素泊まりのキャラバンパーク薩摩硫黄島には4つの民宿と、1つの素泊まり施設があります。今回は2泊の行程だったので、1泊は民宿、もう1泊は素泊まりにしました。 薩摩硫黄島の民宿「マリンハウス孔雀の里」1泊目に泊まったのは「マリンハウス孔雀の里」。親戚の家に遊びに来たようなアットホームな雰囲気で、隅々まできれいなので快適です。 この日は晩ご飯は大名竹尽くし。島の名物のタケノコで、アクがなく瑞々しいです。 島でしか買えない限定品の焼酎「メンドン」を開けて、ロックで頂きます。芋の香りが素晴らしく、食事がすすみます。 朝ご飯は、ご飯が進むおかずのオンパレード。麦味噌の味噌汁が目覚めにぴったりです。 お昼ご飯はおにぎり弁当にしてもらいました。この日の干潮時間は昼前後だったので、温泉に入った後でいただきました。 ちなみに、薩摩硫黄島には野生化したクジャクがたくさんいます。 昔にリゾート開発を試みた会社が持ち込んだものだそうで、学校や民家など、いろいろなところを平然と歩き回っています。 「マリンハウス孔雀の里」の詳細情報
トレーラーハウスで手軽にキャンプ気分♪イオキャラバンパーク港の近くにある「イオキャラバンパーク」には、オーナーさんが各地から集めたトレーラーハウスが泊まっています。 1人から4人まで泊まれる様々な形があり、1名利用でも4,000円とお手頃。 この日僕が泊まったのは、2人泊まれるキャビン。トレーラーハウスは初めてですが、冷蔵庫やケトルもあり、ベッドも使えて意外と快適です。 ソファーにエアコンまでついているので、キャンピングカー以上に快適と言えそうです。 センターハウスにはキッチンがついており、食材や飲み物も購入できます。 アウトドア気分を盛り上げてくれる内装で、旅人同士の交流も食事を美味しくしてくれます。 おしゃれに並べられたカップ麺やレトルトカレーの数々に、つい目移りしてしまいます。 無人販売なので、決められた金額を料金箱に入れて買いましょう。 冷凍庫には、島の「長命草」で作られた冷凍餃子や、定番の冷凍食品などが入っています。もちろんフライパンや鍋などは借りられるので、その場で餃子を食べられます。 島には食料品店がありますが、足りない食材を買うときにはもってこいです。 トイレやシャワーは、隣接する村営の体育館を使えるので、気持ちよく過ごすことができました。 「イオキャラバンパーク」の詳細情報
薩摩硫黄島へのアクセス薩摩硫黄島へは、鹿児島港から週に4往復出ているフェリーがおすすめ。鹿児島港から硫黄島までは4時間ほど。 「フェリーみしま」は2019年に就航した新しくてきれいな船。船内ではラウンジや展望デッキもあり、海の上での時間を楽しく過ごせます。 島の宿泊施設は数が少なく、工事などの長期滞在の方で埋まっていることも多いため、早めに宿を予約しましょう。 宿が取れなくても、キャンプや車中泊ができる場合もあるので、ホームページなどで確認してみてください。 鹿児島県の離島・薩摩硫黄島は温泉天国! インフィニティ露天風呂「東温泉」をはじめ、3つの神秘的な海中温泉が温泉マニアを待っています。 鹿児島の離島・トカラ列島で温泉めぐり[onsenLink]ID=62376[/onsenLink] [onsenLink]ID=62366[/onsenLink] [onsenLink]ID=62436[/onsenLink] |
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2023/7/1 14:15 | 立ち寄り温泉部 |
秘境!トカラ列島の悪石島で温泉めぐり 天然岩盤浴・海中露天風呂・共同浴場
鹿児島港から週2便のフェリーで10時間、トカラ列島の「悪石島」はトカラブルーの海と不思議な伝承の残る島ですが、3つの温泉が集まる温泉天国でもあります。 『テルマエ・ロマエ』に出てきそうな天然の砂蒸し風呂に、海の中に湧きだす天然温泉。そして、島民に愛される共同浴場。 記事の後半では「悪の集団」の一味になれる島限定のお土産をご紹介します。 ちょっとぬるめの海中露天風呂鹿児島港を23時に出港したフェリーが、悪石島に到着するのは朝の9時半ころ。 高台の集落に続く坂道をのぼって、一度宿に荷物を置きに行きます。歩いて向かうつもりでしたが、隣の民宿の送迎に同乗させてもらいました。 3つの温泉は近いところに集まっていて、共同浴場の営業時間は16時から。お昼ご飯を食べてから向かうことにしました。
軽自動車がうなる山道ですが、降りるのはスイスイ。港へと降りる途中の大きな温泉マークを目印に、どんどん歩いていきます。 ズゴーーッ、ボゴーーーッっと音を立てる源泉ポンプが見えてきたら、1つめの温泉はもうすぐそこ。 この源泉は共同浴場に引湯していますが、すぐ近くには海の中から温泉がわき出す場所があるのです。 ガードレールに「海中温泉」と書かれているのを目印に、海岸に降りて行きます。 消えかかっていますが、温泉マークを発見。 本来は海水浴シーズンのみ入れるそうですが、訪れた日は快晴で汗ばむ陽気だったので頑張って入ることにしました。 何ヵ所か、源泉が湧き出す場所があるので、手で温度を確かめながら、適温の場所を探します。 うん、気持ちいい! 全身つかれるところは37℃くらいになってしまうので、あがるタイミングがつかめずしばらく入浴することに……。 対岸は港で、この日は島の子どもたちが釣りをしていました。不審者がいるって思われてないといいな。 波で削られた丸い岩が並び、裸足でもなんとか入れましたが、低い波でも身体ががっつり引っ張られます。 ちょっとずつ波が高くなってきたので、次の温泉を目指して歩くことにしました。 まるで『テルマエ・ロマエ』!?火山に作られた天然岩盤浴集落から温泉に続く道は、キャンプ場で行き止まりになっています。 芝生と亜熱帯の木々、そして青空のコントラストに見とれていると、山の中腹に気になるものが。 岩肌がむき出しになった一角に「砂蒸し温泉」があるではありませんか。砂蒸し温泉といえば指宿が有名ですが、まさかここでもお目にかかれるとは。 中に入ってみると、砂や小石が敷き詰められており、ところどころ湯気があがっています。 少し掘って温度を調整し、バスタオルを敷いて楽しみます。 僕はあいにくバスタオルを持っていなかったので、浅いところにそっと背中をつけてみました。 シャツ1枚では数分でギブアップになるほどの熱を帯びた砂に、火山の力強さを感じます。 ※低温やけどのおそれがある上に、服が汚れるので、必ずバスタオルなどの敷物を持っていきましょう。 硫黄の結晶が転がる火山にのぼってみた砂蒸し風呂の後ろにそびえる岩山には、登山ルートが整備されています。小石がゴロゴロとしており、結構急ですが、両手がフリーな状態で歩きやすい靴であれば登れます。 少し登ったところから振り返れば、キャンプ場がくっきりと。 古代ローマの温泉をテーマにした映画『テルマエ・ロマエ』の、兵士の傷を癒やすために岩盤浴場を建てるシーンを思い出します。 岩山には、ところどころから噴気を上げる場所があります。うっかり近づくと危ないので、足元をよく見ながら歩きます。 硫黄の結晶と思われる、黄色い粒も転がっています。 岩山を降りて、近くの草木が生い茂る一角をみると、淡いピンクのツツジが満開でした。 硫黄の火山とツツジの組合せは、那須湯本の殺生石を思い出しますね。 島の共同浴場は200円で源泉かけ流し!ワイルドな温泉2つを体験して、すっかり満足したところで島唯一の温泉施設「湯泊温泉」の開店時間になりました。 昼間の照り付けるような日差しはやわらぎ、16時になると少し空気がやわらいだ感じがします。 温泉には島の子どもたちも集まっていました。「しおかぜ留学」といって、島で暮らしてみたい子どもたちが全国から集まっているそうです。 先生も来ていて、まるで家族のよう。小さな島の学校ならではの仲の良さにほっこりします。 温泉は、「ナトリウム・カルシウム・マグネシウムー塩化物・炭酸水素塩泉」。長い名前の通り、ミネラルがたっぷり入った濃い温泉です。 灰緑色の濃いお湯は、意外にもキシキシせずなめらか。島の人たちはこのお湯を汲んで持参した石鹸で身体を洗っていますが、石鹸がしっかり泡立っているのが意外でした。 建物は全体的にだいぶ年季が入っています。ひなびた温泉の風情が素晴らしい! 島の子どもたちが壁をペイントしているなど、島の人に愛されているのを実感します。 「湯泊温泉」の詳細情報
湯泊温泉の泉質についてもっと詳しく[onsenLink]ID=7538[/onsenLink] [onsenLink]ID=8016[/onsenLink]悪石島の宿・見どころほか
連休や夏休みなど、宿がとれないときに泊まれるのが、移住体験施設「悪石島コミューン」。僕もこの宿に泊まりました。 観光客は1泊4,000円、ワーケーションやお試し移住の方は2,000円と格安。島には売店があり、宿のキッチンが充実しているため、自炊しながら快適に過ごせます。 悪石島の制服!?「悪の集団」に仲間入りしよう島に唯一の売店は、11時から13時のみの営業。食料品など、生活に欠かせない商品が売られている一角に、ここでしか買えないお土産が並んでいます。 背中に「悪」と大書された悪石島のTシャツとつなぎ。船の接岸作業をする方から、役場の出張所に来ていたお母さんまで、島の人の半分くらい(体感)が着ているのでもはや制服といっても過言ではないほど。 「島ではみんな着ているんだけど、鹿児島市内ではまだまだ知られていないんですよ」と宿のご主人は笑います。 悪石島を訪れたら、ぜひ島限定の「悪Tシャツ」を買いましょう。そして本土で着て、悪石島のPRもしましょう! Tシャツは2,000円、つなぎは4,500円とお手頃価格です。 奇祭「ボゼ」は世界無形文化遺産悪石島の奇祭「ボゼ」は、シュロなどで作られた仮面をかぶった神々が、島の人々のもとを訪れる祭りです。 異形のボゼが持つ「ボゼマラ」という棒で泥水をつけられると、悪霊祓いの効果があるほか、女性は子宝に恵まれるそう。 ボゼは1年に1回限りですが、島のお社には仮面が展示されていました。 posted with カエレバ
トカラ列島で温泉めぐり[onsenLink]ID=62376[/onsenLink] [onsenLink]ID=62366[/onsenLink]離島×温泉! 東京からサクッと行ける伊豆諸島の温泉レポート[onsenLink]ID=36852[/onsenLink] [onsenLink]ID=61447[/onsenLink] [onsenLink]ID=61357[/onsenLink] |
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2023/6/30 14:02 | キャンプと登山 |
十津川村 三田谷の沢登り
6月25日は、十津川水系神納川の三田谷(びたたに)(上西谷)に行ってきました。
三田谷は、熊野古道の伯母子岳に上り詰める谷の一つで、伯母子岳登山口のすぐ下から入渓しました。 即入渓で、最初ちょっとゴルジュ帯がありますが、その次のゴルジュ帯までが長い! 10時間ほどかかるようなので(大抵、沢中泊で来ているようです)必死で歩いて、2番目のゴルジュ帯。 大滝の巻道2か所でロープを使用しました。 後は、小滝を登り、滑滝を歩いて、最後にちょっと大きい滝をシャワークライミング。 両岸の傾斜が落ちてきたあたりで、熊野古道に合流できました。 途中で足攣るし、伯母子岳は行ったことあったので、登らずに下山しました。 快適な熊野古道ですが、これまた2時間以上と長いのでヘロヘロで登山口に戻りました。
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2023/6/24 15:54 | 立ち寄り温泉部 |
トカラ列島・中之島で4つの温泉を制覇!ひなび感満載の共同浴場【鹿児島の秘湯】
鹿児島港から週2本の夜行フェリーで7時間、トカラ列島の中之島は4つの温泉がわき出す温泉天国! 無料の共同浴場が2つあるほか、日帰り温泉施設と、限られた人しか入れない隠し湯も!? もちろんすべて源泉かけ流しです。4つの温泉を紹介します。 朝6時に島に着いたら、宿で朝ごはんを鹿児島港からの夜行フェリーは、南北160kmに連なる島々を北から順に結びます。 2番目の中之島に着くのは朝6時。薄暗い港に降り立つと、宿のご主人が迎えに来てくれていました。 今回の宿は、「大喜(おおき)旅館」。飲食店がない中之島では、宿で滞在中すべての食事を出してもらえます。 木をふんだんに使った建物は、きれいで風通しも良く快適。部屋に荷物を置いて、朝食までの時間で軽く集落を散策します。 西区温泉:硫黄泉を源泉かけ流しで宿から歩いて数分のところにあるのが、西区温泉です。東区・西区と2つの共同浴場があり、それぞれ集落の方々が管理されています。 男湯の扉を開けると、早速ふわりと硫黄の香りが漂ってきます。 絶妙に調整されたパイプから、熱い源泉が注がれています。底からお湯をかき混ぜて温度をならしてから浸かれば、ピリリと熱い湯は寝ぼけた身体をほぐしていきます。 青白いお湯には細かな湯の華が漂い、舐めてみると硫黄とカルシウムの苦味を感じます。 意外にも湯上がりはさっぱりして、ベタついた感じはしません。誰も来ないのをいいことに、脱衣所でしばしクールダウンしてから宿に戻りました。 「西区温泉」の詳細情報
宿に戻って、トカラ馬を見に行く
ひと息ついて、さて1日何をしようかとガイドマップを開きます。すると、気になる「トカラ馬」の文字。 在来種の馬が放牧されているそうで、予約すれば牧場を運営している方にガイドツアーをしてもらえるそう(僕が訪れたときは、予約しそびれて参加できませんでした)。 共同浴場には手書きの「トカラ馬新聞」が貼り出されていたこともあり、気になって見に行こうと思い立ちます。宿の方に作ってもらったお弁当を手に、いざトカラ馬牧場へ。 トカラ馬牧場は、集落から坂を登って3km弱のところにあります。山の中腹に広がる草原に、放牧された馬がいました! 望遠レンズをもってこなかったので遠い写真しかありませんが、のんびりと草を食む馬たちを見られて満足! 雨が降ってきたので急いで引き返し、お弁当は宿でいただきました。 見た目以上にボリュームのあるお弁当にすっかり満腹。天気が回復したので、ふたたび湯めぐりに出かけます。 東区温泉:濃厚な硫黄泉にびっくり少し歩いたところにある、もう一つの共同浴場。泉質は東区温泉と同じ硫黄泉ですが、西区温泉の方が硫黄と塩分が濃いような気がします。 やはり熱めのお湯で、よくかき混ぜて入ってしばらくすると慣れるくらいです。 東区温泉は、浴場と脱衣所がつながっている昔ながらの造り。島の学校だよりなど、ローカルすぎる情報を眺めながらクールダウンしました。 「東区温泉」の詳細情報
東区温泉・西区温泉泉質「含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物硫酸塩泉」についてもっと詳しく[onsenLink]ID=7733[/onsenLink]島の共同浴場に寄付して名前を刻もう(1,000円~)脱衣所の壁には、びっしりと寄付者の名前が書かれています。西区温泉・東区温泉とも入浴料金は無料ですが、島の内外からの寄付に支えられています。 よく見ると毎年のように通っている島外の方も多く、根強いファンの多さを感じます。寄付額はいくらでも大丈夫ですが、1,000円以上寄付すると1年間名前を張り出してもらえます。 簡単には行けない離島の温泉。名前を残すのはよい記念になるでしょう。 沖縄と九州の間にあるだけあって、台風が通るたびに大きな被害を受けるトカラ列島。過去には共同浴場が全壊する被害を受けたこともあったそう。 地元の人たちとファンの手によって再建された新しい浴場に感謝の念がこみ上げてきます。 2つの共同浴場は、どちらも岸壁に寄り添うように建てられ、道路から階段を降りて行きます。 事前に知らなければ気づかず通り過ぎてしまいそうな見た目ですが、台風の被害をやわらげる工夫かもしれません。 無人で、好きなときに入れる共同浴場。なんとも鄙びた雰囲気が旅情を掻き立てます。 「くつろぎの湯」はシャワー付きで上がり湯に最適東区温泉と西区温泉のあいだ、集落の中心にあるのが、島に唯一の日帰り温泉「くつろぎの湯」です。 石鹸・シャンプーは持参する銭湯スタイルですが、300円とたいへんお手頃。 地元の子どもたちやお年寄りの作品が展示されています。福祉施設を兼ねているようで、全体的にバリアフリーなのも好感です。 お風呂は、源泉かけ流しの温泉と水風呂が1つずつ。 2つの共同浴場の間にありながら、透明のあっさりしたお湯です。舐めてみるとダシ感がしっかりと感じられ、なかなかいいお湯だと感じました。 塩分とカルシウム・マグネシウムを含み、成分は見た目よりも濃いかもしれません。 硫黄泉でスベスベになった肌をやさしく保湿してくれそうなお湯で、この順番で湯めぐりしてよかったと心の中でドヤ顔になりました。 営業しているのは、火・木・土の3日間。無人のことも多いため、自分で料金を払って人数カウンターを動かしておきましょう。 近くに自動販売機があるので、小銭が足りないときは風呂上がりのドリンクを先に買いましょう。 「くつろぎの湯」の詳細情報
「くつろぎの湯」の隣には村役場の出張所があります。帰りのフェリーの券は、出張所の開いている時間に買っておく必要があります。 くつろぎの湯の泉質「ナトリウム・カルシウムー塩化物硫酸塩泉」についてもっと詳しく[onsenLink]ID=7538[/onsenLink][onsenLink]ID=7946[/onsenLink]地図にのってない“隠し湯”にも入らせていただきました中之島には3つの温泉があると言われていますが、実はもう1つ温泉があるのです。 地図にはのっておらず、私有地の中に湧きだしています。場所が分かった方は、その場所を管理する方に許可をいただいて入りましょう。 傾いた壁、ふだんから利用している方々が置いたシャンプーやボディソープのボトル……ジモ泉らしい雰囲気にワクワクします。 くつろぎの湯に近い透明なお湯は、カルシウムとわずかに鉄分を含みます。他の温泉と比べるとぬるめで、気持ちよくて長湯してしまいました。 宿に戻って「何もしない時間」を満喫無事に島にある4つの温泉を制覇し、まだ日が高いうちに宿に戻りました。 ガイドツアーやレンタカー(宿の車を借りられます)などは事前の予約が必要だったのですが、温泉のことで頭がいっぱいで、下調べせずに来てしまいました。天候や時間を考えて、あえて何もしないことを選びました。 ごろんと畳に寝転び、網戸から吹き込むおだやかな風を子守唄に、ひと眠りしました。 晩ご飯の時間に起き出して、食堂に向かいます。 島でとれるタケノコやカツオなど、晩ご飯も豪勢! 思わず無言で完食してしまいました。 温泉めぐりをしている以外は、実家でゴロゴロしているような1日だったなぁと心の中で苦笑しながら、焼酎のお湯割りをクイッと飲み干します。 鹿児島港に戻るフェリーは、奄美大島の名瀬から順番に北上してくるので、中之島に着くのは10時過ぎ。 最後の食事をいただいて、フェリーを待ちます。 「大喜旅館」の詳細情報
港にはトカラヤギもいました。子ヤギのようですが、本土に送られるのでしょうか。 1晩過ごしたフェリーとしまが、奄美大島から戻ってきました。 個性豊かな4湯の思い出と硫黄のにおいを胸に、次の島に向かって出港しました。 トカラ列島の旅は、とにかく予約が大事!トカラ列島初訪問の僕は、各島に湧く温泉に入れただけで十分すぎるくらい満足ですが、もっと島を楽しみたい方は事前の情報収集をおすすめします。 ●宿はとにかく早めにおさえる。取れなくてもあきらめない ●島をくまなく巡るにはガイドツアーかレンタカーがおすすめ ●わからないことは島の人に聞く 「離島×温泉」のおすすめ温泉情報はこちら[onsenLink]ID=62366[/onsenLink] [onsenLink]ID=36852[/onsenLink] [onsenLink]ID=61447[/onsenLink] [onsenLink]ID=61357[/onsenLink]鹿児島本土のおすすめ温泉情報[onsenLink]ID=62030[/onsenLink] [onsenLink]ID=29978[/onsenLink] |
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2023/5/21 9:36 | 立ち寄り温泉部 |
芋焼酎「トカラ海峡」セランマ温泉仕込みでリニューアル!【鹿児島の秘湯】
鹿児島市から週2往復のフェリーで6時間、トカラ列島の入口「口之島」は牛やヤギがたくさんいる自然豊かでのどかな島です。 島に唯一の売店で買える貴重な芋焼酎「トカラ海峡」が、島の秘湯・セランマ温泉仕込みでリニューアル! これは飲むしかありません。 温泉と焼酎を味わってきました。 島唯一の売店は午前中のみの営業約100人の島民の暮らしを支える「口之島売店」。食べ物だけでなく、ガソリンも売っています。営業時間は9時~12時。 この日は奄美方面からのフェリーで昼過ぎに到着しましたが、私たち旅行者のために特別に店を開けてくれました。 地元の焼酎を見つけて買おうとすると「ちょうどよかった! 新しい方を持っていってよ」と、新しい瓶を出してくれました。お値段はどちらも1,500円(税込)。 島の温泉「セランマ温泉」で仕込んだ焼酎が造られたとのこと。まだパッケージができておらず、これまでと同じボトルにシールを貼っただけですが、そんなできたてホヤホヤにありつけるなんてありがたい限り! 「俺たちもまだ飲んでないんだ」と言いながら受け取った貴重な焼酎……早速晩ご飯でいただくことにしました。 夜まではまだ時間があるので、無料のガイドツアー(※要予約)でセランマ温泉に連れて行ってもらいます。 まるでサファリパーク!? 牛やヤギが歩き回る中を温泉へガイドツアーは14時出発。セランマ温泉までは約8kmの道のりで、歩けないこともなさそうですが、島の方は「やめとけ」と口をそろえます。 グネグネ道を軽自動車でゆっくりと進んでいくと、ゲートが出てきました。 野生の牛が出てこないように作られたもの。鍵はかかっていないので、温泉に行くときは自分で開け閉めします。 口之島には野生の牛やヤギがたくさんいます。耳にタグがついた放牧の牛が混ざっていることも。私は2回温泉に連れて行ってもらいましたが、10頭くらいは見た気がします。 悠然とたたずむ牛。タグが付いていないので野生ですね。 野生の「トカラヤギ」。牛よりも警戒心が強く、すぐに逃げてしまうのでなかなか写真が撮れませんでした。 そうこうしているうちに、セランマ温泉に到着。一軒家のような見た目です。 セランマ温泉は利用するたびにお湯を張って入浴するセルフサービス。源泉温度は60℃以上なので、水を足しながらいれていきます。 お湯が張られるまで15分かかるので、周りを散策してみることに。 なんだか神聖な雰囲気が漂う、ガジュマルの巨木。樹齢数百年はありそうです。 すぐ近くは温泉水が流れる川になっており、木漏れ日に照らされた渓流がキラキラとしています。 水面をよく見ると、オタマジャクシが。 人間にとっても熱すぎる40℃台の環境で生きられる「リュウキュウカジカガエル」の幼生(オタマジャクシ)は貴重な発見のようです。 ※参考:広島大学ニュースリリース「【研究成果】温泉でくつろぐ日本のオタマジャクシ:湯の中でも生きられるカエルの幼生」 いざ入浴! まろやかで気持ちいいいざ入ってみると、やや熱めのお湯ははじめトロリとした感触があって、浴後はさっぱり。しばらく汗が引かずにポカポカとよく暖まります。 泉質は無色透明な硫酸塩泉。トカラ列島は各島に温泉がありますが、口之島の温泉は入りやすいのが特徴です。 これは焼酎の仕込み水に向いていそう! 温泉を楽しんだら、お湯を抜いてさっと水で流し、休憩室へ。島の人たちの憩いの場にお邪魔している感覚が心地よいです。 遠くで鳥が鳴く声がするほかは、静かな山の中。携帯の電波も入らないので、しばし世の中の流れから隔絶されて自分だけの時間を過ごしているかのよう。東京から半日近くかかりますが、それでも訪れる価値があるなぁとしみじみ感じました。 温泉水仕込みの焼酎はまろやかで美味しい!さてお待ちかねの晩ご飯。今回泊まったのは素泊まりの宿で、島には飲食店がないため、食事は自分で用意します。 同宿の方がタケノコ採りの名人に教わってたくさん採ってきてくれたおかげで、晩ご飯は、島の名物・大名竹尽くしになりました。本土の姫竹に似た細いタケノコはクセがなく、塩茹でするだけで美味しくいただけます。 そこに、焼酎をいざオープン。おすすめの飲み方はロックだそうです。 芋の香りがしっかりとするのですが、いわゆる「芋くさい」感じではなく香りとして楽しめる感じがします。それでいてまろやかなので、ついつい飲みすぎてしまう感じ。 翌日売店で感想を伝えてもう1本買ってみると、島の人たちも「やっぱりセランマ温泉の方が飲みやすいねぇ」と好評でした。 どうしてもやってみたかったのが、仕込み水であるセランマ温泉で焼酎を割ること。でもロックの方が美味しいんだよなぁ・・・と思い、温泉水を凍らせてみました。 うん、やっぱり美味しい! まろやかでほのかに甘みのある温泉水が、やわらかくもしっかりした芋の香りを包んでくれます。 ※セランマ温泉の飲用許可はないので、マネしないでください。 トカラ列島口之島・セランマ温泉への行き方トカラ列島には、鹿児島港から週に2往復の船が出ています。 23時に鹿児島港を出港した船が最初に着くのが口之島。下り便の入港時間は朝5時で、上り便は12時過ぎの入港です。島には飲食店がないため、民宿に泊まれば滞在中の食事をすべて用意してくれます。 セランマ温泉に行くには、役場の出張所で入浴料金を支払い、鍵を受け取る必要があります。入浴料金は1人200円。 民宿で車を借りられることもありますが、無料のガイドツアーに申し込むのが確実。事前予約が必要なので、役場に問い合わせてください。 セランマ温泉に行った次の日は快晴。島を一望できるフリイ岳展望台に案内してもらいました。 「口之島売店」の詳細情報
「セランマ温泉」の詳細情報
セランマ温泉の泉質「硫酸塩泉」についてもっと詳しく[onsenLink]ID=7946[/onsenLink]トカラ列島で温泉めぐり[onsenLink]ID=62376[/onsenLink] [onsenLink]ID=62436[/onsenLink]離島×温泉! 東京からサクッと行ける伊豆諸島の温泉レポート[onsenLink]ID=36852[/onsenLink] [onsenLink]ID=61447[/onsenLink] [onsenLink]ID=61357[/onsenLink]鹿児島本土のおすすめ温泉情報[onsenLink]ID=62030[/onsenLink] [onsenLink]ID=29978[/onsenLink] |
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2023/5/7 16:22 | 立ち寄り温泉部 |
鳴子の温泉水で仕込んだ日本酒「まつばら源泉」発売開始!お披露目会参加レポ
鳴子産のお米と鳴子の温泉水で仕込まれた夢の日本酒「特別純米酒 まつばら源泉 生原酒」が2023年4月に発売開始されました。 食仲酒を得意とする「金の井酒造(綿屋)」の力で、まろやかな温泉水らしいフルーティーな仕上がりに。 2023年4月23日に「さとのわ 光種」で行われたお披露目会で、封切りに立ち会ってきました。料理とのマリアージュにも注目です。 綿屋の食仲酒飲み比べ!個性ある味わいに唸る会場となった鳴子温泉郷・川渡温泉のレストラン「さとのわ 光種(Rishui)」は、いつもと違う雰囲気に。 綿屋の日本酒がカウンターが7本並び、それぞれの解説が書かれたシートも配られ、会がはじまりました。 乾杯はもちろん、この春生まれたばかりの「特別純米酒 まつばら源泉 生原酒」。 開けたばかりのフレッシュなお酒は、フルーティーな香りとキレのある味わいがあり、のど越しはまろやか。これは美味い! 鳴子のお米を100%使い、鳴子の温泉水で仕込んだこだわりのお酒ですが、ちゃんと美味しくて杯が進みます。おつまみはシンプルに、お豆腐を塩でいただきます。 次に登場したのは、今回お披露目された「生原酒」の前に作られた、温泉水50%使用の「特別純米酒 まつばら源泉」。私は鳴子温泉の立ち飲み屋「菅原分店765」で飲んで以来で、生原酒と比べるとまた違いが感じられます。 温泉水50%のほうが、スッキリしてサラリとした感じがします。それぞれに良さがあり、比べてみると面白いものです。 さらに、漢方牛の堆肥で育ったお米を使った「幸之助 院殿」も登場。お! こっちはかなりすっきりして辛口な感じです。かたい感じで食事の邪魔をしません。 おつまみは、葉ワサビの醬油漬けと、ドライトマト。塩味・辛味・酸味がお酒の力でまろやかになって、この組み合わせは面白いかも! 自宅でも試してみようかな、と思いながら箸を進めます。 3年越しに実現した温泉水仕込みの日本酒。キーパーソンの声会が盛り上がってきたところで、お酒作りに関わった金の井酒造・まつばら源泉・お米の生産者さん、そして綿屋に特化した中山平温泉の酒屋「倉加屋」さんから挨拶があり、鳴子ファン10人が聞き入ります。 金の井酒造の三浦社長と、まつばら源泉を販売するサトーの浅沼副社長は、高校の同級生。久しぶりに地元で再会し、浅沼さんが三浦さんに「温泉水を使った日本酒を作れないか」と相談したそう。 温泉水では酒母がうまく生きられず、試作は困難が続きました。 三浦さんは、「浅沼さんの熱意がなければ諦めていました」と語ります。 はじめに発売されたのが、温泉水50%の「特別純米酒 まつばら源泉」でした。発酵が止まらないよう、金の井酒造で通常の仕込みに使っている地下水を加えながら完成しました。試作品ということで、専用のラベルはなく近隣の飲食店等での限定販売でした。 さらに、製法に工夫を重ねて温泉水の配合を高め、酒母は100%温泉水仕込みでできたのが今回の「特別純米酒 まつばら源泉 生原酒」です。 「温泉水らしいまろやかな味わいに仕上がった」と、三浦さんは笑顔で話してくれました。 浅沼さんはまつばら源泉ブランド化の立役者。かつては一部の病院でのみ販売されていた温泉水を、「飲む鳴子温泉」として一般向けにも販売しました。 さらに、「伊達な温泉水」のラベルも開発し、高級ホテルに置かれるようにもなりました。甘すぎずまろやかな温泉水は、全国で好評となっています。 浅沼さんは「鳴子の新しい名物として、地域を盛り上げられたら」と話しました。 地元の熱い思いに、思わず拍手が鳴ります。 さらにお酒と食事が続く……幸せな時間この日用意されたお酒は7種類。それぞれに個性があって面白いです。 お燗でいただいたのは、「綿屋 特別純米酒 弐火 れっどばろん」です。燗にしてもアルコールの感じがなく、ふわりとまろやか。 ずんだ和えや、イカの沖作りを載せた春らしいちらし寿司など、鮮やかで春らしいお料理が並びます。 最後に、「まつばら源泉 生原酒」で〆めると、あら不思議。火入れしていない生きているお酒だからか、ボトルに残ったお酒は酸化して角がとれ、これぞ食仲酒といったまろやかな味わいに。生魚や、あっさりした肉料理に合いそうな印象です。 特別純米酒 まつばら源泉 生原酒を買うには?鳴子の温泉水とお米で醸された新しい日本酒「特別純米酒 まつばら源泉 生原酒」は、鳴子温泉郷の旅館や、近隣のお土産屋さんなどで購入できます。 2023年5月までは、火入れしない生原酒を720mL(4合)1,870円、6月からは火入れして同1,810円(いずれも税込)で販売するとのことです。 金の井酒造のお酒は、地元のお店を中心に、特約店で販売されています。特に、中山平温泉駅前の「倉加屋」は綿屋に特化した酒屋さんとして日本酒ファンが集まります。 「倉加屋」の詳細情報
また、栗原市一迫の「金の井酒造」でも直売が行われており、お店では出回らない貴重なお酒と出会えるかもしれません。 ※金の井酒造では電話・メール等での販売・発送は行っていません。購入については、特約店にお問い合わせください。 「金の井酒造」の詳細情報
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「まつばら山荘」の日帰り入浴レポート[onsenLink]ID=57163[/onsenLink]新店続々オープン!「鳴子温泉郷」の最新グルメ情報[onsenLink]ID=61940[/onsenLink] [onsenLink]ID=62313[/onsenLink] [onsenLink]ID=61347[/onsenLink] |
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2023/5/5 8:11 | 立ち寄り温泉部 |
鳴子御殿湯駅前にカフェ「YON」オープン!なるみ4代目夫婦の挑戦
宮城県・鳴子温泉郷の「鳴子御殿湯」駅前。2023年4月に「喫茶と土産 YON」がオープンしました。 老舗のお土産屋さん「なるみ」の4代目夫婦がお店の一角に作った、居心地の良いカフェ&ショップ。 列車の待ち時間や湯上がりに、オリジナルのブレンドコーヒーはいかがでしょうか。 大きな窓から差し込む光が心地よい明るくてちょっと懐かしい雰囲気の「なるみストアー」の中に、おしゃれ空間が誕生しました。 テーブルが2つと、カウンターが4席。お店のレジで注文し、席につきます。 カウンターの下には電源コンセントがあり、列車の待ち時間にちょっとした作業をできそうです。 ホットコーヒーは酸味を利かせたブレンドと、あっさり飲みやすいシングルの2種類。アイスコーヒーは、飲む温泉水「まつばら源泉」で水出ししたCold Blewがあります。 今回は、シングルとスコーンをいただきました。 コーヒーはあっさりした飲み口ですが、しっかりコクがあります。 お菓子に合うようオリジナルでブレンドした豆を、その場でドリップしてくれます。 スコーンは4種類あり、温めて出してくれます。今回選んだ「栗と黒糖」は、刻んだ栗がたくさん入っていて贅沢な味。サクッホロッとした食感がクセになって、止まらなくなります。 コーヒーは持ち帰りもでき、飲みきれなかった分は宿や列車の中で飲んでもよいでしょう。 コーヒー豆やお土産の販売もこの日は寒の戻りのような肌寒い日でしたが、コーヒーを飲んだらポカポカと暖まってきました。 人心地ついて、お店の中を歩いてみます。 「喫茶と土産」の名前の通り、木製の棚にお土産が並んでいます。雑貨やコーヒーなど、なるみストアーとは違った品揃えで新鮮です。 赤と緑のショップカードとともに、2種類のコーヒー豆が販売されていました。自宅でもYONのコーヒーを楽しめます。 木の質感が感じられるクラフト調の食器も並んでいます。 2021年に作られた「もりたび手ぬぐい」は、旅館で昔使われていた浴衣のデザインを復刻したもの。今使ってもスタイリッシュで、当時の人のセンスを感じます。 Uターンした4代目夫婦の思いお土産屋さん「なるみ」といえば、自家製の「大栗だんご」や「なるまん」「くろまる」で知られる和菓子のお店。 これらの定番商品が生まれたのは、先代である3代目がお菓子の製造に取り組んだおかげです。そして、4代目夫婦はカフェに挑戦しました。 訪れたのは開店2日目でしたが、お菓子作りからコーヒーのドリップまで、二人でカウンターに立つ姿がすっかり馴染んでいます。 二人で話し合いを重ねながら、お店のコンセプトからメニューまで決めて、準備していったそうです。 YONの名前には、4代目であることと、「You Our Naruko」として鳴子を訪れる人と一緒に鳴子の楽しみ方を作り出していくという意味が込められています。
もちろん、定番のお菓子も販売されています。 私が鳴子に来たら必ず買っている「なるまん」は、大きな栗が丸ごと一つ入った食べごたえのある温泉饅頭です。 生地にも餡にも胡麻がたっぷり使われた「くろまる」も無性に食べたくなる味! 「大栗だんご」はできたてを包んでくれて、温かいうちに頬張るのが最高。土日は個包装でも買えるので、YONのコーヒーと一緒にいただくのも良いでしょう。 「喫茶と土産 YON」の詳細情報
「おみやげの店 なるみ」の詳細情報
新しいお店が続々オープン!鳴子温泉郷のグルメ情報[onsenLink]ID=61940[/onsenLink] [onsenLink]ID=61347[/onsenLink] |