雨に溶ける面影(Ambient Jazz)
kazuo
Music(音楽)
:
2025/12/19 10:30
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オリジナル曲♪
**「雨に溶ける面影」**
雨粒が 窓を細く伝い
滲む街灯 揺れる影
傘のないまま 立ち尽くして
君の名を そっと拾う
("fade… stay… fade…")
濡れたアスファルトの匂い
昨日の声が 足元で溶ける
交わした指先の温度だけ
まだ胸で 灯り続ける
人影の消えた 狭い路地
風が君を 連れていくようで
声にならぬ “さよなら” が
夜の底へ 沈んでいく
眠らない傷を抱いたまま
ひとり 君を探してる
("falling down… calling out…")
夜明け前 薄青の空
鳥の声さえ 遠く聴こえて
冷えたカップのコーヒーから
君の癖を また思い出す
カーテン越しの光の粒
ゆっくり部屋を 白く染める
誰もいないソファの端に
落ちる毛布の形だけが 君
声にならぬ “さよなら” が
朝の闇に また滲んで
触れられぬ影を追うたびに
心が 静かに崩れていく
("stay with me… in memory…")
あの日の笑い声が
細い雨へ溶けていく
戻れないことだけが
ずっと 肩に触れている
("don’t fade… don’t fade…")
雨粒が 頬に落ちても
誰の涙か もうわからず
手を伸ばして 届かぬまま
君の名を そっと呼ぶ
("fade… fade…")
この歌詞は、愛する人を失った後の日常に漂う“取り残された時間”を静かに描いている。舞台は雨の街や薄明の部屋といった、光と影が混じる静かな空間。そこに残るのは、会話も触れ合いも失われた後の「形だけの気配」であり、主人公はもう戻らない存在を探すように、街の匂いや風の動き、部屋の温度の変化に耳を澄ませている。 歌全体は徐々に感情が濃くなり、サビでは声にならない別れが胸を締めつける。英語ハーモニーは、消えゆく記憶の残響のように寄り添い、孤独の深さを静かに強調する。結末では日常の中に溶け込んだ喪失がより濃く立ち上がり、主人公は触れられない影を抱きしめるように、聴こえない相手へ語りかけ続けている。 ...
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