








**「山の後で」**
ねえ、まだここにいるよ…
君が去ったあの日の坂道
足跡だけが 残ってる
息が詰まるくらい 胸が痛くて
でも空は変わらず 青かったんだ
思い出は風に飛ばされ
心は山みたいに 高く険しく
でも君の笑顔を思い出すたび
少しずつ 歩ける気がするんだ
泣いたっていいんだよね
傷ついたって 壊れたって
この胸の奥で 小さく光る
君がくれた希望が まだ消えてない
ねえ、自分を責めないで
この風も この空も 全部味方だから
痛みを抱えて また歩こう
僕らの道は ここから続いてる
山頂を目指して 一人で登ると
涙で景色が滲んで見えた
でもふと足元を見ると
小さな花が 折れずに咲いてる
ああ、僕もそうだって思えた
壊れても また立てるんだって
君がいた日々も 笑った日々も
全部背負って 歩き出せるんだ
怖くてもいいんだよ
迷っても 転んでも
心の奥に 残ってる光が
きっと道を照らしてくれる
ねえ、自分を信じてみて
風が背中を押す 温かい力を感じて
痛みも涙も 抱きしめながら
また一歩 歩き出そう
君に会えなくても
大丈夫、僕はここにいる
この山の上で 空を見上げて
「生きててよかった」って思えるから
ねえ、聞こえてる?
痛みも悲しみも 全部君と僕の証
でも風は背中を押してくれる
涙のあとには 必ず光が差すんだ
「また、歩こう…一歩ずつ。」
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