氷壁の彼方へ(Power Ballad)
kazuo
Music(音楽)
:
2025/8/24 15:18
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**「氷壁の彼方へ」**
夜明けの光は 届かぬ壁に
鋼のような氷が 立ちはだかる
「ここから先は帰れない」と
風が囁き 谷が呼ぶ
ロープに繋いだ命
震える手で結び直す
「まだ大丈夫か」 その問いに
頷くだけで 声は凍りつく
氷の裂け目に足をかけ
斜面が唸り 岩が崩れる
「離すな、絶対に」
その叫びが 雪に吸い込まれてゆく
ああ 氷壁の彼方へ
誰も辿り着けぬ場所でも
君と夢見た道だから
嵐が砕いても 闇が裂いても
最後の瞬間まで 私は登り続ける
白の世界に 足跡は消え
ただ心だけが 燃えている
「戻れ」
「いや、進め」
言葉より深い沈黙が 互いを繋ぐ
雪煙の向こうに 君の姿
手を伸ばしても 触れられない
墜ちてゆく影に 声を張り裂けても
谷の底に飲まれていく
ああ 氷壁の彼方へ
血も涙も凍りついても
君と交わした誓いが
天を突き破り 空を焦がす
最後の瞬間まで 私は登り続ける
「ここで終わるなら、それでいい」
叫んだ声が嵐を裂く
砕けたロープ 飛び散る雪
君の瞳が最後に残したもの
それは恐れではなく
燃え尽きるまでの希望だった
氷壁の彼方へ…
私は登り続ける…
君の夢を背にして…
この歌詞は、氷壁に挑む登山者たちの極限の体験を物語的に描いています。冒頭では夜明けを迎えながらも届かない光とそびえ立つ壁が、挑戦の厳しさを象徴しています。仲間との短い会話や沈黙は、言葉以上に重い決意と恐怖を示し、ロープや氷の裂け目といった描写は生死の境を鮮烈に浮かび上がらせます。嵐、墜落、雪煙の中で失われる命と、それでも前進を選ぶ心情が、サビで力強く歌い上げられています。最後に残されるのは恐怖ではなく、燃え尽きるまでの希望であり、氷壁を越えてなお続く意志そのものが愛や夢を象徴しています。壮大な旋律に乗せて、挑戦と別れ、そして永遠に響く祈りを描く作品です。 ...
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