
鋼の空と大地(Folk Rock)
kazuo
Music(音楽)
:
2025/8/10 16:51
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**「鋼の空と大地」**
遠く芽室の畑 パッチワークに陽をたたえ
十勝平野が 水平線のように広がる
三十三の観音が 薄紫に揺れる登山道
ひとつひとつに祈りを 重ねて歩く足音
蛙岩の影を越え 梯子とロープの試練
その先に見えた 鋼の剣が山頂に突き刺さる
高鳴る胸に 風が歌う
「よく来た」と言うように
鋼の空と大地 抱きしめるように
この刃のような頂きから 世界を見晴らす
遥か日高 雪渓の白さも
私の心に 光の刃を立てる
広がる視界の果てに 迷子のような自分がいた
でも今 ここに立てば 小さな存在だと知る
それでも 季節の風が
「ここにもある」と囁く
鋼の空と大地 抱きしめるように
この刃のような頂きから 世界が歌をくれる
遥か日高 雪渓の白さも
私の胸に 永久の光を立てる
風が歌い出す 大地の歌を
私はこの場所で 生きていると知る……
この歌詞は、北海道上川郡清水町の剣山山頂からの眺望をモチーフに、大地と空への賛歌を描いている。登山道や十勝平野の広がりを繊細に描写し、険しい道のりを越えた先に現れる鋭い頂を象徴的に捉える。「鋼の空と大地」というフレーズを軸に、日高山脈や雪渓の輝きが心に刻む光を力強く表現。山頂からの内省を通じ、自然の雄大さに包まれることで自身の小ささと存在の確かさを同時に受け入れる。全体を通じて、旅路と達成感、自然との一体感が高まる構成となっており、楽器や展開が風景の移り変わりを音で体感させるように設計されている。 ...
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