**「ススキノ・ブルース」**

ススキノの街を夜に彷徨って  
冷たいビールを片手に、ふらりと歩く  
ネオンの光が、街を照らして  
心の中で、あの頃の記憶がよみがえる
 
ブルースが流れて、心が震える  
どこかで聞いたあのリズム、繰り返す  
ビートが私を揺らして、声をあげる  
ススキノのブルース、もう一度聞かせて

 
カウンターに座り、隣の知らない人と  
無駄話をしながら、ささやかな慰めを  
すすきのの喧騒が心を溶かしていく  
この瞬間だけが、私を自由にする
 
ブルースが流れて、心が震える  
どこかで聞いたあのリズム、繰り返す  
ビートが私を揺らして、声をあげる  
ススキノのブルース、もう一度聞かせて

夜が深まって、すすきのの灯りもほのかに  
賑やかな声が、街の片隅に残る  
古い歌のメロディーが、酒場を包み  
流れるリズムが、心に染み込む

時が過ぎても、変わらないものがある  
ススキノの夜が、心に残る  
忘れられた夢や、失った希望を  
この音楽で、全て洗い流そう

ブルースが流れて、心が震える  
どこかで聞いたあのリズム、繰り返す  
ビートが私を揺らして、声をあげる  
ススキノのブルース、もう一度聞かせて

もう一度、ススキノのブルース  
そのリズムが心に響くまで  
ビートと共に踊り続ける  
ススキノの夜、終わらない限り