
山の上の影(Bluegrass)
yamanba
Music(音楽)
:
2025/9/10 11:49
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**「山の上の影」**
「雪は降り積もる 道は閉ざされた
遠くでうなる 見えぬ影の声」
山の小屋で灯りを守る
薪は尽きかけ 風は唸る
「誰かいるのか?」 扉を叩く
返事もなく 闇だけが笑う
山の上の影よ 名を呼ぶな
雪に閉ざされ 心も試される
炎が消えれば 息も絶える
それでも進む 見えぬ道の果て
「ここからは戻れない」と
仲間がつぶやく 震える声
窓の外に 巨きな影
氷の瞳が こちらを射抜く
山の上の影よ 我を試す
言葉も祈りも 届きはしない
斧を握れば 手は血に濡れ
それでも叫ぶ 名を忘れぬよう
「まだ生きてるか?」
声が返る
「俺たちはここだ」
雪を蹴る音
火の粉が舞い
怪物の影
逃げ場はなく
ただ歌うだけ
山の上の影よ 最後まで
牙を突き立て 魂を試せ
雪に埋もれても 名は消えぬ
闇に喰われても 歌は残る
「山は聞いている 影も聞いている
我らの歌声を 風に残して」
この歌詞は、雪に閉ざされた山小屋を舞台に、極限状態で立ち向かう人間の姿を描いています。降り積もる雪と迫り来る影は、外的な怪物であると同時に、内面の恐怖や葛藤の象徴でもあります。断片的に交わされる会話や「まだ生きてるか」という声は、孤立の中で人と人とがつながろうとする必死の試みを表しています。炎や斧といった具体的なイメージは生死を分ける道具であり、物語に緊迫感を与えます。繰り返されるコーラスでは、闇に抗いながらも「歌は残る」と歌い、たとえ身体が倒れても意志や記憶は消えないという強いメッセージを放っています。ブルーグラス調の高揚感あるリズムにより、恐怖と決意が同時に響き合う構成です。 ...
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