バス停、夏の終わり(Rural Pop)
kazuo
Music(音楽)
:
2026/5/29 11:12
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オリジナル曲♪
**「バス停、夏の終わり」**
街灯が少ない道を
ふたりで並んで歩く
ぬるい夜風の中
沈黙だけが揺れてた
「まだ時間あるね」って
君は笑ったけど
握った指先が
少し震えてた
田んぼの向こうを走る
最終列車の音とか
蝉が夜まで鳴くことも
ここで君といたから
嫌いじゃなかった
バス停のベンチに
並んで座る距離が
今日は少し
遠く感じる
「向こう行っても頑張れよ」
そんな言葉だけで
終わりたくなかった
(Don't go...)
高速バスの窓に
街の灯りが流れてく
君はもう
この町の人じゃなくなる
ちゃんと笑って
送り出したいのに
「行かないで」が
胸の奥から離れない
かすれた時刻表
生ぬるい風
「着いたら連絡する」
それだけなのに
どうしてこんなに苦しい
君のシャツに残った
淡い匂いを
たぶん俺は
忘れられない
離れるだけだって
言い聞かせても
会えない夜は
ちゃんと長いから
(Hold me...)
ドアが閉まるその瞬間
君が最後に見せた笑顔が
優しすぎて苦しい
夏の終わりの空へ
夜風が抜けていく
走り出したテールランプを
ずっと見てた
ねえ
来年の夏も
また一緒に
花火を見れるかな
高速バスが遠く
小さな光になるまで
汗ばんだ手のひらを
強く握りしめてた
「またね」なんて
簡単に言ったくせに
君がいないだけで
この町は広すぎる
(I still love you...)
誰もいなくなった
古いロータリーで
街灯の明かりだけが
まだ消えずにいた
(Hmm...)
(Goodbye...)
この楽曲は「別れ」を派手に描かず、地方の高速バス停という極めて日常的な風景に感情を閉じ込めることで、強烈な没入感を生んでいます。冒頭から「街灯が少ない道」「ぬるい夜風」など具体的な温度感を配置し、視覚より“体感”で記憶に刺す構成になっています。 特に重要なのは、「大好き」「愛してる」を直接言わず、「ちゃんと笑って送り出したい」「またねなんて簡単に言ったくせに」で感情を伝えている点です。これにより聴き手が自分の失恋体験を自然に重ねやすく、市場的にも共感範囲が非常に広いタイプの歌詞になっています。 また、サビで高速バスを使うことで、「物理的に離れていく時間」が可視化され、感情導線が非常に明確です。静かなAメロ→抑圧された感情→ラスサビ爆発という王道構成ながら、田舎の空気感や蝉の音が独自性を形成しています。 最後の「君を乗せた夜だけが遠ざかっていく」は、“人”ではなく“夜”を主語にしているため余韻が深く、映像作品のエンドロールのような感覚を残します。 ...
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