オリジナル曲♪
**「バス停、夏の終わり」**
街灯が少ない道を
ふたりで並んで歩く
ぬるい夜風の中
沈黙だけが揺れてた
「まだ時間あるね」って
君は笑ったけど
握った指先が
少し震えてた
田んぼの向こうを走る
最終列車の音とか
蝉が夜まで鳴くことも
ここで君といたから
嫌いじゃなかった
バス停のベンチに
並んで座る距離が
今日は少し
遠く感じる
「向こう行っても頑張れよ」
そんな言葉だけで
終わりたくなかった
(Don't go...)
高速バスの窓に
街の灯りが流れてく
君はもう
この町の人じゃなくなる
ちゃんと笑って
送り出したいのに
「行かないで」が
胸の奥から離れない
かすれた時刻表
生ぬるい風
「着いたら連絡する」
それだけなのに
どうしてこんなに苦しい
君のシャツに残った
淡い匂いを
たぶん俺は
忘れられない
離れるだけだって
言い聞かせても
会えない夜は
ちゃんと長いから
(Hold me...)
ドアが閉まるその瞬間
君が最後に見せた笑顔が
優しすぎて苦しい
夏の終わりの空へ
夜風が抜けていく
走り出したテールランプを
ずっと見てた
ねえ
来年の夏も
また一緒に
花火を見れるかな
高速バスが遠く
小さな光になるまで
汗ばんだ手のひらを
強く握りしめてた
「またね」なんて
簡単に言ったくせに
君がいないだけで
この町は広すぎる
(I still love you...)
誰もいなくなった
古いロータリーで
街灯の明かりだけが
まだ消えずにいた
(Hmm...)
(Goodbye...)



