**「無選者」**
……ドクン、ドクン。心臓が鳴る音、聞こえるか?
「また今日も誰かが選ばれた」ってニュース。
あぁそう、俺じゃない。分かってた。
だけどな、なんでいつも同じ奴らばっかり光ってんだ?
チヤホヤされる声の裏で
シーン… の僕らが笑ってる
「どうせ」「また」「いつも」
そんな言葉、腐るほど聞いたよ
でも どこかでさ、
ズキンって響くんだよ、まだ生きてる証が。
ねぇ、聞こえる?ドクン、ドクンって。
“Thud… thud…”
誰が決めたルールだ?
誰が選ぶ権利持ってんだ?
俺たちは名前もない、でも確かにここにいる。
そうだろ?
“Yeeaaahhh!!”
選ばれない俺たちが叫ぶんだ!
バン!バン!バン!ってドラムが撃ち抜く夜に!
「選ぶ」ってなんだ? 「価値」ってなんだ?
誰かのルール、燃やしてしまえよ!
Oh Oh Oh 〜!
“笑われてもいい、選ばれなくてもいい、
でも黙ってるのは、もう無理だ。”
キラキラのドレスの下に、誰の涙が落ちてる?
テレビの笑顔の裏で、誰が歯を食いしばってんの?
俺は知ってる。
The Selection? あぁ、ただのショーだ。
でも、そのステージの下で光るのは、
落ちた星たちの反骨(リベリオン)さ。
“Not the end, not the end…”
「俺たちは無選者!」
「でもな、見ろよ、まだ立ってる!」
ドクン、ドクン、ドクン。
この音が消えない限り、終わりじゃねぇ。
「終わりじゃねぇ、終わりじゃねぇ…」
選ばれない俺たちが叫ぶんだ!
バン!バン!バン!って夜を撃ち抜け!
意味なんて後でいい、
今はただ、生きてる証を残したいだけ。
Clap! Clap!
“Whoa〜 whoa〜 whoa〜”
…ねぇ、これが世界の仕組みなら、
壊してやろうぜ。
静かに、優しく、でも確実に。
ひとりひとりが、自分を“選ぶ”時代に。
選ばれない俺たちが叫ぶんだ!
Yeah! Yeah! Yeah!って声を重ねろ!
誰の正解もいらない、
俺のルールで、俺の生き方で!
“Yeahhh!!”
「俺たちを、選ぶのは俺だーーー!!!」
ドクン…ドクン…
「俺は、俺を選ぶ。」
「ありがとうーー!!!」
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