








**「きみの気配」**
なぜか きみが黙るだけで
ぼくの心は 揺れてしまうんだ
説明なんて いらないのに
ただ そばにいるだけでわかる
指の先が触れるたびに
時間が静かに ほどけていくよ
まるで 夢に見た光景
でも これは 嘘じゃない
きみの気配が 胸を締めつける
目を閉じても なお 感じるよ
言葉よりも 確かな真実
ぼくはもう 迷わない
ふたり並んで歩く道も
いつか終わるかもしれないけど
きみがくれた この感情(おもい)だけは
消えたりはしない
きみが笑う それだけでいい
答えなんて 探さなくてもいい
手を離さずに ただこのままで
風の中を歩こう
きみの気配が ぼくを満たしてく
なにげない日々が 宝石のようさ
確かなものは 目に見えなくても
ぼくらは ここにいる
沈黙の向こうで 呼吸が重なる
それだけで すべてが通じる
言わないで 今はただ
きみの手を感じていたい
きみの気配が 愛に変わってく
出会った奇跡を 信じていたい
明日が来ても 色褪せないように
ぼくは きみを歌う
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