雨音にとけて(Folk)
kazuo
Music(音楽)
:
2025/5/27 16:21
142
0
**「雨音にとけて」**
あの日の傘が まだ玄関にある
差せなかったまま 時間だけが過ぎた
君が好きだった アジサイの咲く道
今も色を変えて 季節を知らせる
通り雨に濡れた 君の髪を見て
なぜか何も 言えなかったね
優しい戯(たわむ)れが この胸を濡らす
真実よりも 深く染みてた
「平気だよ」と微笑んだ声
耳の奥 残ってるまま
忘れたいわけじゃない
忘れなきゃって思っただけ
雨音にとけて 君の名を呼ぶ
もう会えないと 知っていても
やさしさだけが 残る午後には
涙も 音も 静かに揺れてた
綴られた言葉が 引き出しに眠る
読めずにいたまま 時が過ぎた
笑いあった日々も 喧嘩の夜も
今はどれも かけがえのないもの
交わさずにいた 最後の言葉
今も胸に 引っかかったまま
終わることを 誰より
気づいていたのに
雨音にとけて 君の声がする
風にまぎれて 届いてくる
胸の奥には まだ温もりが
消えずにそっと 灯っているから
雨音にとけて ひとり歩き出す
振り返らずに 傘をさして
濡れた空でも きっといつかは
光がそっと 差してくるから
この歌詞は、過ぎ去った恋の記憶と、それに伴う切なさや優しさを繊細に描いています。雨音を通して過去の感情が蘇り、会えなくなった相手への想いが静かに胸を満たしていく様子が表現されています。傘やアジサイ、手紙などの具体的なモチーフが、時間の経過や変わらない心の温もりを象徴。直接的な言葉を避けつつ、別れの余韻や胸の痛みをほのめかすことで、普遍的な共感を呼び起こします。シンプルなアコースティックギターやピアノの伴奏が、歌詞の静かな情感を際立たせ、聞く人を優しく包み込むような温もりを持っています。タイトルにもある「雨音」は、悲しみを洗い流しながらも、記憶をやわらかく残す役割を果たし、心の中で消えない灯火のような存在として歌われています。 ...
投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。
| 投稿者 | スレッド |
|---|
execution time : sec


