
稜線を越えて(Country)
kazuo
Music(音楽)
:
2025/8/16 21:29
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**「稜線を越えて」**
午後の日差しが カールを包む頃
君と握った 手のひらの温もり
登山道に咲く シラネアオイ達
風が告げるよ 帰る時が来た
十勝の空に 雲が流れて
遠くに見える 日高の白い峰
ヌカビラ川の 音を辿れば
広河原まで 緑が包む
稜線を越えて 雲海を背に
君の笑顔を 風がさらっても
あの日の誓いは 山が覚えてる
帰る道にも 空は青いまま
樹林を抜けて 渡渉を重ね
河原に響く せせらぎの音
君の声だけが 消えていく
時をほどいて 僕らを包む
稜線を越えて 夕陽を背負い
君の影だけ 長く伸びていく
あの日の灯りは 胸に燃えてる
帰る道にも 空は青いまま
この歌詞は、十勝幌尻岳の厳しくも美しい自然環境を背景に、恋人同士が共に歩んだ夏の山旅の情景を描いています。朝焼けに染まるカール地形や、シラネアオイの群生が登山道を彩り、日高の白い峰や流れる雲海が二人を包み込みます。下山ルートでは、澄んだヌカビラ川のせせらぎや緑豊かな広河原、そして樹林帯を抜けて渡渉を繰り返す道のりが静かに綴られています。歌詞全体を通じて、自然の息吹と共に刻まれた二人の約束や温もりが風景に溶け込み、移ろう時と共に胸に深く刻まれる情感を繊細に表現。切なさと希望が交錯し、厳しい山の中でも絆の強さを感じさせる作品です。 ...
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