夜に溶けてゆく(Pop)
kazuo
Music(音楽)
:
2025/5/20 11:33
95
0
**「夜に溶けてゆく」**
夜がそっと肩にふれて
思い出のほこりが舞い上がる
昨日のわたしにさよならを告げて
あなたの影を探してた
知らない街の灯りが
やけにやさしく見えた夜
心の隙間に 風が吹いて
名前もない痛みだけ残った
あなたが見ていた夢の中に
私がいたなら どうして
触れてくれなかったの
声も出せないまま
夜に溶けてゆくわたし
もう形も残らない
願いはただひとつだけ
あなたに 見つめてほしかった
ため息まじりの月に
名前を預けたのに
あなたはなにも言わずに
朝へと消えていった
遠くで鳴る救急車の音
まるで昨日の続きを告げるみたい
目を閉じて耳をすませば
あなたの名前がまだ響いてる
指先だけが覚えてる
触れた髪 ぬくもりの幻
もう届かないと知っていても
夜にしがみついてしまう
夜に溶けてゆくわたし
願いも忘れかけて
あなたの影を追いかけて
まだ 歩いてしまう
言葉にならない愛を
胸に閉じ込めたまま
答えなんていらなかった
ただそばにいたかった
もしも この空が
明日も同じ色なら
私はまた ここにいる
あなたの気配に触れるために
夜に溶けてゆくわたし
光にもなれないまま
それでも あなたの夢で
一瞬 笑えたなら
さよならも言えないまま
また 夜が始まる
あなたに見えない影で
私はここにいる
夜に溶けるように消えていく「私」の内面を、静かな情景と記憶の断片で綴ったラブソング。触れられなかった想い、届かなかった言葉、消えていく影にしがみつく心が、淡く壊れやすい音の中に溶け込む。夢と現実の狭間で彷徨う感情を、月明かりや風、救急車の音など具体的な風景とともに描くことで、喪失の孤独とかすかな希望を織り交ぜた詩的な世界が広がっていく。静かに囁くような声と浮遊感のある音が、存在の儚さをさらに際立たせている。 ...
投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。
| 投稿者 | スレッド |
|---|
execution time : sec


