
角の向こうに、春は(Ballad)
kazuo
Music(音楽)
:
2025/5/6 9:23
0
0








**「角の向こうに、春は」**
日暮れの空に 灯りがともる
帰り道 少し 遠回りした
わたしの影が あなたを探す
もう いないと 知っていながら
笑顔の奥に さよならが見えた
飲み込んだ問いも ため息も
黙って背を向けた あの日の背中
誰よりも 優しかったのに
角の向こうに 春が来るなら
どうか私を 思い出さないで
約束なんて ひとつもないけど
言葉より深く 残るものがある
閉じた記憶を 指でなぞれば
あなたの声が 耳にほどける
触れなかった傷 気づいていたの
それでも そばにいたかった
角の向こうに 春が来るなら
あなたの幸せ 遠くで願う
きれいな別れなんて なくていい
ちゃんと痛いまま 終われるなら
角の向こうに 春が来るなら
いつか私も 笑えるでしょうか
名前のない想い 抱きしめながら
今日という日を 見送ります
風が 髪を撫でていった
もう 振り返らない
この歌詞は、成熟した女性の別れの感情を描いています。「角の向こうに春が来る」という表現は、新たな始まりを意味し、切ない別れを乗り越える前向きな希望を示唆しています。彼女はもう過去の恋愛を受け入れ、 「春が来るなら、もう思い出さないで」と静かに願います。歌詞全体に流れるのは、自己完結と成長。過去の傷や未練を胸に抱きながらも、「閉じた記憶」として整理し、涙は静かに受け入れ、前に進んでいこうとしています。大人の女性が歩む恋愛の終わりと再生の過程を、深い感情の中で静かに紡いだ歌詞です。 ...
投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。
投稿者 | スレッド |
---|
execution time : sec