








**「この道のとなりに」**
すこし冷たい 朝の風
君の頬を撫でてゆく
ザックの音が リズムみたいに
二人の歩幅を合わせてく
聞こえるね 木々のざわめき
誰も知らないメロディみたいだ
君が笑えば 空も笑う
こんな日が もう何度目だろう
思い出せば 僕はいつも
何かを探して焦ってた
でも君は どんな時も
隣で待っててくれたね
この道のとなりに いつも君がいて
どんな景色も 二人で見たら宝物になる
うまく言えない僕だけど 伝えたい言葉がある
ありがとう 今もこれからも
君と歩きたい
僕は理屈っぽいし
すぐ黙り込んでしまうし
君が笑ってくれるまで
たぶん何回も回り道してる
「あなたって、ほんと不器用ね」
そう言って笑う君が やさしくて泣きそうになる
そんなふうに見守る君が
僕のいちばんの奇跡だよ
この空の向こうに まだ知らない道がある
だけどどんな未来も 君とならきっと越えてゆける
何年先も 今日みたいに 手をつないでいられたら
それだけでいいんだよ
この空に誓うよ
ずっと、君のとなりを歩いていたい
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