








**「きみを探していた」**
ねぇ あの日 空を見てた
流れ星 きみも見てたの?
何も言えなかった 風が泣いてた
「大丈夫」って 嘘だよね
黙ったままの 言葉たちが
あの夜に 置いてきたまま
届かないままの想いが
今も 胸を 締めつける
どうして きみじゃなきゃ ダメだったのに
どうして そっと 手を離したの?
ひとりきりじゃ 抱えきれない
あの日の 光が 消えそうで
きみを 探していた
君の笑い声 空に浮かべて
目を閉じれば 波の音
季節が巡っても あの冬の匂い
まだ僕の胸 凍らせるんだ
最後にきみが 微笑んだのは
もう戻れないって 知ってたから
凍える夜に 残した声が
今も僕を 責めているんだ
どうして きみの涙 気づけなかった?
どうして 強がる背に背を向けた?
記憶のなか 閉じ込めたまま
壊れた言葉が 疼いてる
きみに 会いたいよ
「生きて」って 言ったきみの
声が今でも 胸を刺す
夜が来ても 星がなくても
きみがくれた光を 忘れない
だから 僕は歩いてく 泣きながらでも
だから もう一度 君を想うよ
過去と未来 つなぐ道で
あの日の涙が 意味になる
きみを 愛してた
ずっと 探していた
流れ星が 消えないうちに
名前を 呼んだんだ
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