
忘れじの青(Ballad)
kazuo
Music(音楽)
:
2025/5/3 9:14
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**「忘れじの青」**
朝焼けが 瓦礫を照らす
まだ燃える夢の匂い
なくしたものを数えるより
まだあるものを 守りたいだけ
赤い火が夜を裂いて
名前のない涙が落ちた
「ここにいて」 誰にも言えず
笑ってた その横顔が
忘れじの青 あなたの空
壊れた街に咲いた声
過去(きのう)を抱いて 明日を編んで
私は今日も ここにいる
風の中 君の絵が揺れる
塩の匂いに包まれて
「この世界も 悪くないよ」
あの言葉に救われたんだ
心だけが まだ追いつけず
笑顔の奥で叫んでた
だけど君は 光のように
あたりまえを照らしていた
忘れじの青 戻らない日
だけど確かにここにある
静かに灯る その記憶が
私の明日を染めてゆく
「ここにおるけん」って
誰が誰に言ったのかも もう思い出せない
でも 確かに 生きてる声が
あの日の影を越えて響く
忘れじの青 君の色で
世界がまた優しくなる
傷跡さえも 愛に変えて
私は歩く 光の方へ
忘れじの青 空の下で
今も 君を想っている
この歌詞「忘れじの青」は、戦争という絶望的な環境において、記憶と愛を守り続ける主人公の心情を描いています。戦火の中で失われたものと、それでも残ったものへの強い思いが表現されています。特に「忘れじの青」というフレーズは、過去の無垢な日々や、かけがえのない思い出を象徴しています。歌詞全体では、過去の痛みと未来への希望が交錯し、主人公がそれを受け入れながら生きる力を見出していく様子が描かれています。語りかけるような言葉選びと、感情の高まりを通して、切なさと共に前向きな希望が伝わります。特に「ここにおるけん」というフレーズが、地域性や家族の温かさを感じさせ、感情的な深みを与えています。 ...
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