記憶のなかのキス(Electro)
kazuo
Music(音楽)
:
2025/5/2 11:26
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**「記憶のなかのキス」**
「…もうすぐ雨がやむわ」
「それって、やり直せるってこと?」
ささやくような
朝焼けのなかで
「愛してる」って
…まだ言えなかった
机に残った
あなたのインク
その匂いに
涙こぼしたの
揺れていたの
誰かの夢と
燃えていたの
私の声と
「また会える?」って
笑ってたよね
未来のことを
怖がってたのに
陽だまりのキスは
いまや幻(まぼろし)
「愛してる」は
昨日の残響(エコー)
時計の針が
私を追い越す
記憶のなかのキスだけが
まだ終わらないの
本の影から
あなたの笑顔
わざと遠回り
した午後三時
「ここにいて」って
声に出せずに
背中だけを
見送ったあの日
私はただ
ちゃんと伝えたかった
あなたじゃなきゃ
ダメだったってこと
でもね
言葉より先に
涙が喉をふさいだの
「…もしあの時…」
「忘れたいの、全部」
「それでも、愛してるの?」
太陽が昇るたび
名前を呼びたくなる
胸に残る
赤いレターの跡
涙もキスも
すべてが痛みでも
それでもあなたを
愛してたと歌うの
愛してた(アイシテタ)
忘れない(忘れない)
「じゃあね」って言ったあと
空が晴れたの
この歌詞は、過去と現在、そしてまだ見ぬ未来を行き来しながら、一度は終わった愛に執着し、なおも心の奥で燃え続ける想いを描いています。冷たい電子音の中で交わされた記憶の断片やささやきが、愛の残像として浮かび上がり、登場人物の迷いや葛藤、そして未練が静かに繰り返されます。自然音や天候が感情の変化に寄り添い、繊細な記憶の風景を呼び起こします。言えなかった言葉、交わせなかった未来、それでも「愛していた」と歌う声が、淡くも確かな余韻を残します。 ...
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