








**「ただ夜が明けるまで」**
ねえ…聞こえた?
遠ざかる足音と 雨の匂い
傘もささずに 君を見送った
言葉ひとつ 言えなかった
後悔だけが ぬれた肩に残る
夜の隙間に 名前を呼んだ
どうして 愛してるだけじゃ
この距離は埋まらないの?
風の中 君が泣いてた
その理由も まだ知らない
ねぇ ただ夜が明けるまででいい
そばにいて 僕を包んで
ぬくもりに嘘があっても
構わない 愛と呼ばせて
Stay with me...
この孤独 越えるまで
壁の時計が 過去を刻む音
君と笑った日々が遠く
コーヒーの香り まだ残る部屋に
君の影だけが座ってる
「平気だよ」って笑ってたのに
君の声は揺れてた
青く染まった空が
またひとつ 記憶になる
ねぇ ただ夜が明けるまででいい
嘘でもいい 君を感じたい
名前を呼ぶたび崩れてく
心をただ抱きしめて
Stay with me…
夢の中だけでもいい
「またね」って言葉が
こんなに残酷だなんて
わかってたのに 求めてしまう
君のその背中を…
ねぇ ただ夜が明けるまででいい
傷のままで そばにいてよ
たとえ朝がすべてを消しても
今だけは 信じさせて
Stay with me…
Stay with me…
終わらない夜の中で
Stay… with me…
ねぇ ただ…夜が明けるまで
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