








**「硝子の海に咲く花」**
暗闇が飲み込んだ街
僕らは名前すら 失くしてた
仮面越しの君の目が
この心 破った
時計が壊れた夜 記憶に咲いた花
きらめくネオンに 撃ち抜かれた
僕は誰かのルールに縛られた
君は静かに笑っただけ
「ここから出よう」って言っただけ
月明かり、屋敷の庭
飛び越えたバルコニー、震える手
「名なんて関係ない」
その声が、この胸を溶かした
誰にも言えないまま
世界の果てを信じた
誰にも届かなくても
この手だけ 離したくなかった
硝子の海に 咲いたふたり
壊れながらも 美しかった
君の声が 夜を照らす
“navigate” our fall
未来なんていらないよ
溺れてもいい 君となら
深く 深く 愛を落とした
鳥たちが空を去っても
君の名を 呼び続けるよ
祈りの中 交わした指
誰にも見つからないように
だけど世界は冷たくて
弾丸(こたえ)だけが 会話してた
なにを信じれば 許される?
家族か、君か、それとも自分か?
選べないことが罪ならば
僕はすべてを壊すだけさ
雨のベランダで叫んだ
「逃げよう」って 言えなくて
君の涙が 世界を責めた
「間違いだったのかな…?」
そんな言葉が 一番痛いんだよ
硝子の海に 沈んだ夢
触れることさえ 許されない
君の声が 最後の灯り
“navigate” our fall
永遠よりも確かな夜へ
嘘でもいい 本当なら
どこかでまた 笑ってよ
鳥たちが空に還っても
君の影が 僕を包むよ
風が止まり 名前が残る
僕と君を 呼び続けてる
どこにも行けなかったけど
確かに ここで
愛してた
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