声にならない歌(Folk)
kazuo
Music(音楽)
:
2025/4/6 12:04
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**「声にならない歌」**
駅前の片隅 古びたギターを抱いて
あなたは誰にも届かない 歌を歌ってた
少ししゃがれた声が 夜の風を切って
まるで過去から 逃げるみたいに
「聴いてくれてありがとう」って
その笑顔が やけに寂しくて
夢をまだ諦めてないのね
だけど光はいつも遠くて
あなたの歌が 誰にも響かなくても
私はちゃんと 聴いていたのよ
安いバーのステージで 照明が滲んで
あなたの目はずっと どこかを見てた
「もう一度だけ、チャンスが欲しい」って
その声が 震えてたのを覚えてる
周りは笑ってたけど
私はただ うなずくしかなかった
過去も傷も背負いながら
あなたは歌に変えてたのね
逃げるように 生きてきたけど
その音は 誰よりまっすぐだった
「俺にはお前しかいない」って
そう言った夜の雨音が
今も胸の奥 止まないままで
あなたの声みたいに響いてる
夢に破れたあなたの歌が
誰かの夜を 照らせなくても
私だけは 知ってるわ
あなたが、ほんとは強い人だってこと
今もあの駅前で ふと足を止めるの
もしあなたが 歌っていたなら
私はまた そっと隣で
拍手を贈るでしょう、何度でも
この歌詞は、売れない男性シンガーソングライターを見守る女性の視点で描かれています。 彼の不器用でまっすぐな音楽、過去の傷、諦めきれない夢に寄り添いながらも、彼女自身は前に進む決意をにじませます。 光が届かない場所で、それでも“歌い続けること”の尊さと、それを支える愛の静かな強さを描いています。
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