







**「夜明けまで君と」**
シャンデリアの下、揺れる光の粒
赤いワインが満ちるグラスの波
遠くの笑い声、響く靴音
知らない顔ばかりのこの場所で
ふと君と目が合う、その瞬間
喧騒がまるで、消えたみたいに
きらめくドレスの影が揺れるたび
鼓動だけが、時間を刻んだ
「初めまして」って微笑んだ君
スモークの向こうで輝くその瞳
誰も知らない秘密のリズムで
心がそっと踊り出す
このまま夜が終わらなければいい
君と話すたび、世界が変わる
近づくたびに遠くなる気持ち
それでももっと知りたくなる
流れるビート、ガラスの壁が反射する
カクテルの色がにじむ、ネオンの海
「踊ろうよ」って手を取るその瞬間
冷たい指先が、少しずつ温もりに変わる
ミラーボールが描く円の中で
不器用なステップも気にならなくて
君の笑顔が、全ての景色を
柔らかく塗り替えていく
指先から伝わる静かな熱
鼓動は音楽に溶けていくけど
「この瞬間、終わらないで」って
心の奥で願ってた
このまま夜が終わらなければいい
君と揺れるたび、時がほどける
近づくたびに遠くなる気持ち
それでももっと触れていたい
ガーデンの外、月明かりの下で
「また会えるかな?」って聞いた君の声
風に揺れるカーテンの隙間から
未来の予感が、静かに滲んでく
このまま夜が終わらなければいい
君の笑顔が、胸を照らしてく
リズムに溶けて消える不安も
この手を離さなければいい
夜明け前、静まる会場の隅で
君の影だけが、まだ踊ってる
このまま夜が終わらなければいい
君と揺れるたび、時がほどける
近づくたびに遠くなる気持ち
それでももっと触れていたい
夜明け前、静まる会場の隅で
君の影だけが、まだ踊ってる
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