**「京都轟」**

夜明け告げる鐘が鳴り  
白き世界を染める赤  
目覚めぬ街が静かに軋み  
風に紛れる人々の声  
過去と未来を交わす刃が  
巡る運命に今切り込む  

燃ゆる心は舞い上がり  
幾千の花が宙に散る  
朱色の空を背景に  
誰も知らぬ希望の先で  
今宵もまた風に叫び  
忘れられた想いを届ける  

京都轟　揺れる魂  
幾多の壁を越えて行け  
自由を求めて駆け抜ける  
夜の闇を切り裂くように  
未来を開くその手の中  
祈りを込めた光の刃  

京都轟　散り急ぐ花  
儚く咲いても夢は消えぬ  
明日を望む声よ響け  
絶望さえも巻き込みながら  
光を信じ進めばいい  
何度でも生まれ変わるように  

瓦礫の中に芽吹く種  
踏まれし草にも宿る命  
忘れ去られた誓い達は  
土の中で深く根を張る  
空へ伸びるその姿に  
再び灯る新たな夢  

廻る歴史に縛られて  
嘆きの声が消え去りぬ  
振り向くなよ　前だけ見て  
遠く彼方に描いた未来  
戦い続けその命で  
まだ見ぬ朝を掴むために  

京都轟　煌めく命  
一瞬に賭ける夢の道  
踏みしめるたびに感じる痛み  
それでも進む勇気の灯り  
暗き闇の先に見た  
光を放つ朝焼けよ  

京都轟　響けこの歌  
心を燃やすその叫び  
胸に抱いた希望の火種  
生まれ変わる世界の端に  
新たな朝を告げるだろう  
全ての魂に平穏を与え  

咲き乱れし無数の花  
影と共に舞い降りる  
朽ち果てることを恐れずに  
その命で証を立てる  
終わり無き夜の帳を  
鋭き刃で裂いてゆけ  
響く音は未来の鐘  
新たな幕開けを告げる  

京都轟　砕ける炎  
誰もが夢見たその光景  
希望を胸に掲げ立て  
尽きぬ勇気で進み出せ  
終わりと始まりの時  
その手で描く未来の絵  

京都轟　新たな世界  
絶え間ぬ夢が続く場所  
全てを賭けたその先に  
自由の旗が翻る  
戦い抜いた者だけが  
その新たな地を踏みしめる