**「霧の山道を抜けて」**

霧が深く降り積もる朝  
山道は静かに目を覚ます  
古びた小さな橋を渡り  
遠くで聞こえる川のせせらぎ  
木々の間を縫って進む  
風が頬をかすめるたび  
何かが始まる予感がするんだ  
冒険の始まりの合図が

霧の山道を抜けて、どこへ行く？  
見知らぬ景色が僕を待っている  
バンジョーの音が響けば  
心は軽く、世界は広がる  
山の風が歌う、自由の歌  
僕はその風に乗って走るんだ

空に舞う鳥たちが誘う  
「ついてこいよ」と声が聞こえる  
陽の光が少しずつ広がり  
山の稜線が姿を現す  
木の根に足を取られながらも  
この道を進むしかないんだ  
先に何があるのかなんて  
わからないけど、それでいい

霧の山道を抜けて、夢を見る  
まだ見ぬ場所が僕を呼んでいる  
ギターの音が風に乗れば  
鼓動が高鳴り、足は速くなる  
山の風が運ぶ、希望のメロディー  
僕はその音に従い続けるんだ
  
山の奥深く、静寂の中で  
聞こえてくるのは、自分の呼吸と鼓動だけ  
だけど、その瞬間がたまらなく好きだ  
誰もいない、この広い世界で  
自分自身を感じる、ただそれだけで  
自由がここにあると気づくんだ

霧の山道を抜けて、明日へ向かう  
終わりなき旅が僕を待っている  
バンジョーのリズムに合わせて  
夢も希望も一緒に連れていく  
山の風が語る、物語はまだ続く  
僕はその風に乗って、果てなく進むんだ
 
やがて霧は晴れて、青空が広がる  
けれど、旅は終わらない  
新しい冒険が始まるんだ  
山の向こうに、また別の世界が待っている