オリジナル曲♪
**「消せない番号」**
スマホの画面に 指が止まる
壁の時計は 十一時過ぎ
君の部屋の 灯りが今
誰の影を 映してるのか
カーテン越しに 揺れる輪郭
それが誰かは 見えないままで
(mm... hmm...)
番号だけは 消してないけど
呼び出し音が 三回鳴って
喉の奥に 石が詰まる
「元気か」なんて 白々しくて
指先だけが 覚えている
あの頃のまま 止まった時間
(ohh... ohh...)
大丈夫 大丈夫だと
唇だけが 動いている
(so fine, I'm so fine)
本当は 震える指先
(can't you see, can't you see)
声のトーンだけ 保とうとして
崩れかけてる 息づかい
(hold on, hold on)
笑いながら 別れを話す
まるで他人の 話みたいに
だけど画面の 光の中に
君の名前を なぞってしまう
(ahh-ahh-ahh...)
忘れたふりの 声が掠れて
(don't go, don't go)
心だけが 取り残される
(ahh-ahh-ahh...)
(yeah... yeah...)
あいつの車が 停まってる駐車場
街灯の下 二つの影法師
昔おれが 座ってた席に
別の誰かが 笑ってる
グラス二つ 並んだ窓辺
湯気が滲んで 何も見えない
(no... no...)
大丈夫 大丈夫だから
そう自分に 言い聞かせる
(so fine, I'm so fine)
だけどスマホ握る 拳
(can't you see, can't you see)
爪が食い込む 手のひらに
言葉にならない 痛みが走る
(hold on, hold on)
笑いながら 別れを話す
まるで他人の 話みたいに
だけど画面の 光の中に
君の名前を なぞってしまう
(ahh-ahh-ahh...)
忘れたふりの 声が掠れて
(don't go, don't go)
心だけが 取り残される
(ahh-ahh-ahh...)
(yeah... yeah...)
時計の針が 十二時を回る
スマホの向こう 息を止める
言うはずだった 台詞が消えて
残ったのは たった一言
窓の外では 雨が上がって
街灯だけが 濡れて光る
(ohh... ohh... ohh...)
笑いながら 別れを話す
まるで他人の 話みたいに
だけど画面の 光の中に
君の名前を なぞってしまう
(ahh-ahh-ahh-ahh...)
忘れたふりの 声が掠れて
(don't go, don't go, don't go)
心だけが 取り残される
(ahh-ahh-ahh-ahh...)
(yeah-eah-eah...)
(stay... stay...)
「もう いいんだ」
それだけ言って 画面を消した
窓の結露は もう乾いてる
指先だけが まだ震えてる
(ohh... ohh...)
。



