2000年7月23日、南アルプス・三伏峠お花畑にて
塩見岳3052mは南アルプスを代表する名峰の一つである。鳥倉林道の開通から中継点の三伏峠までの距離が半減し、ずっと山頂が身近な存在になった為か、早朝のお花畑からの雄大な塩見岳を眺める登山者が減ったのは残念なことである。ピークを踏むことと、山の自然の美しさを理解（享受）することとは、必ずしも一致しない。足は早く（強く）、気持ちはゆったり・・・が山ヤの望ましい姿だが、大抵は逆となるので、最近のFURAIBOUの山行は困惑することが多い。