








**「永遠の呪文」**
ひとひらの光が カーテンを抜けて
古い写真の中で あなたが笑う
触れた指先が まだここにあるの
あぁ 時間は嘘つきね
言葉の海を渡れずに
ただ見つめていた
あなたの瞳に 映る私は
知らない誰かだった
でも 手を取ったその瞬間
胸の奥で何かが弾けた
帰れない旅が 始まったのね
あなたの沈黙が 私を呼ぶ
優しさよりも 深い声で
あなたの名を 夜に投げたあの日
涙が先に教えてくれた
世界の形が変わった
あなたに出会って
ああ~~ ああ~~
あなたと私の時間
ああ~~ ああ~~
ずっとここにある
皺の間に眠る日々が
優しく笑ってる
あなたのいびきも 癖も
今じゃ愛しい歌みたい
寂しさも怒りも
すべてが贈り物だった
あぁ あの夜の魔法は
まだ解けない
時間の果てで呼ぶ声がする
それはあなた? それとも私?
呼んで… 呼んで…
声が届くまで
抱きしめた夜も 言葉にできなかった痛みも
全部あなたがくれたもの
この命が終わる日
またあなたに逢えたら
「愛してる」じゃなくて
「ありがとう」って言うの
ああ~~ 愛してる~~
ああ~~ ありがとう~~
ああ~~ ずっとここに~~
静かにまぶたを閉じれば
あの笑顔が 光になる
ああ~~ ああ~~
ここにいるよ ずっと
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