山の小屋に灯がともる頃(Country Ballad)
kazuo
Music(音楽)
:
2025/8/3 7:40
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**「山の小屋に灯がともる頃」**
山のふもとの 小さな小屋で
ずっと一人で 暮らしてる
春がくると 毎年あの人が
花を見に 山へ来る
崖の上を 指さして
「あそこまで行ったら 叶うらしいよ」
笑いながら言った声
まだ耳に 残ってる
もう戻らない 春の匂い
あの目が 忘れられない
ほんの少し 話しただけ
それだけで 心がゆれる
木を割るたび 思い出す
小屋で作った 熱いスープ
味見して 笑ってた
「ちょっとしょっぱいかもね」って
星を見ながら ぽつりと
「ここって 街の音がしないね」
それが寂しいってことか
それとも安心だったのか
今年も雪が 小屋を囲む
あの人は もう来ないみたい
名前も 聞かずじまいで
あれきり 会ってない
窓の外 雪が降る
自分の顔が ガラスに映る
でも灯りをつけるたび
また来るかもって思ってる
忘れられない 春のこと
あの人が 笑ってた声
薪の火が 揺れるたび
なんでだろ 胸が熱くなる
あのとき言えたら どうだった?
「ここにいて」って 言ったなら
今も隣にいたかな
それとも夢みたいに消えてたかな
山の花は 散ってもまた
心の中で咲き続ける
小屋に灯が ともる頃
ふと窓を見て 君を待つ
山あいの小屋でひとり暮らす男と、春に山を訪れる女性との淡く切ない恋を描いた歌。短い逢瀬の記憶だけを頼りに、男は毎年、灯をともしながら彼女の再来を待ち続ける。名前も知らず、想いを伝えることもできなかった関係は、やがて季節のように通り過ぎるが、心には深く根を張る。自然の静けさや日常のしぐさに重ねて、忘れがたい人への未練や温もりを語るこの歌は、届かぬ想いの美しさと、変わらぬ愛のかたちを、山の風景に重ねてやさしく描いている。 ...
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