沈む記憶の中で(Folk)
kazuo
Music(音楽)
:
2025/5/2 10:21
88
0
**「沈む記憶の中で」**
さよならを言わないまま
君の声が 波に飲まれる
削れてゆくこの町の角
君の家さえ もう霞んでる
ベッドの下で眠った夢を
裏庭の夕暮れに隠して
「逃げよう」と君が言う
あの頃より優しい声で
逃げ場所なんて どこにもない
でも僕らは 深く、もっと深く
壊れた本の間に
君の笑顔を 押し込んだ
この記憶だけは壊さないで!
この夜だけは終わらせないで!
名前を呼ぶ その声で
世界がまた 崩れ落ちる
時計が逆に回って
消えたキスの温度が
僕の胸で 焼けるように残る
君の涙が、僕だった
ほら 波が迫ってる
誰もこの場所に 長くはいられない
君が消えるなら 僕も消えるよ
君がいないなら 意味なんてない
この記憶だけは…
この愛だけは…!
凍えた朝に レモンの匂いがした
「出会えてよかった」って 聞こえたんだ
…バイバイ、拓海
…バイバイ、澪
波の音に消える
ラストシーンを 君と選んだ
記憶の喪失と再生をテーマにしたこの歌詞は、愛する人との別れと、それでも消えない感情の残像を描いている。静かな始まりから徐々に熱を帯び、クライマックスでは激情が爆発する構成。過去と現在、夢と現実が交錯しながら、「記憶だけは壊さないで」という切実な叫びが物語を貫く。波や時計の逆行といった象徴が、失われゆく時間や記憶を表現し、最終的には別れを受け入れながらも、その愛の痕跡を胸に刻む余韻が残る。 ...
投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。
| 投稿者 | スレッド |
|---|
execution time : sec


