
青い夜を越えて(Folk Rock)
kazuo
Music(音楽)
:
2025/4/29 19:54
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**「青い夜を越えて」**
風が吹いてた 青いシャツが揺れた
君の笑った あの日をまだ覚えてる
木漏れ日の駅 コインひとつ
「好きだよ」って 照れた声
あの時、世界は 君しかいなかった
動物園の檻越しに
君は小さな夢を語ったね
もう二度と 聞けないけど
どうして こんなにも
すれ違うんだろう
抱きしめるたび 遠くなる
青い夜を 越えても
安ホテルのシーツに沈んで
もう君の目は どこも見てない
静かに 溶けていく 僕たち
「ごめんね」って
何度も繰り返して
それでも 届かない
どうして こんなにも
ほどけてしまうんだろう
愛したはずの手が
触れられない 痛みになる
夜明け前の 鳥の声
窓に映る ふたりの影
もう 交わらない
それでも まだ
祈るよ 君のために
青い夜を 越えて
新しい朝へ
風が吹いてた
ただ 君を想ってた
この歌詞は、出会いの眩しさと別れの痛みを交錯させながら、時間を行き来する構成で描かれています。青いシャツや夜明け前の鳥の声など、風景や音を感情と重ねることで、記憶の断片と心の揺れを印象づけています。愛がすれ違い崩れていく過程を、静かな祈りのような語り口で紡ぎ、最後には別れを受け入れつつも、相手を想い続ける切なさを滲ませました。
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