







**「白石の夏、君と」**
夏の香り 運ぶ潮風
波が光る 白石の浜
裸足のまま駆け出せば
海の青に包まれる
自転車で駆け上がる坂道
振り向けば広がる瀬戸の海
「また来ようね」って笑った君の
その声が今も残ってる
白石の夏 風が踊る
君と過ごした 青い時間
遠くフェリーが 波を揺らせば
想い出たちが きらめいてく
桟橋越しに見た夕焼け
オレンジの空 染まる海
夜になれば 砂浜で
流れる星 ふたり見上げた
風鈴の音が揺れる縁側
スイカを頬張る君の横顔
何気ない日々が愛しくて
そっと心に焼きつけた
白石の夏 波が歌う
潮騒に溶ける 君の声
もしも時間を 戻せるなら
もう一度ここで 笑いたい
祭り囃子が 遠く響く
灯篭流しに そっと願う
「この夏が終わらなければ」
そんな夢を見てた
白石の夏 風が巡る
いつかまた来る その日まで
あの日のままの 海と空に
君の面影 そっと浮かべて
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