**「白い山の呼び声」**

白い山が見える　遠い空の向こう  
過去も未来も溶ける　静寂のその中で  
君が残した声が　今も胸に響く  
「行けるところまで行こう」　優しさと共に  

果てしない道の途中　風が頬を打つけど  
白い山が呼んでいる　孤独さえ抱きしめて  
忘れられないあの日の君と　また出会える気がするよ  

陽が沈む森の中　影が長く伸びる  
誰もいない道の先　ただ自分を探す  
君が見つけた答えは　どんな形だった？  
言葉にならない想い　胸に秘めて歩く  

果てしない夜の静寂(せいじゃく)　星が道を照らして  
白い山はそこにある　迷いさえ飲み込んで  
いつか辿り着けたなら　君に届く気がする  

夢のように近づけば　また遠く離れる  
それでも足を進める　君がいたその場所へ  
白い山の頂きで　全てが解けていく  
涙も痛みも消えて　ただ愛だけ残る  

果てしない命の旅路　白い山が教えてる  
君と僕が繋がってる　時を越えたどこかで  
胸に抱くこの思い出だけ　灯火として生きるよ  

風がざわめき　雪が舞い落ちる  
命の意味を問う　白い息の中で  

白い山が見える　遠い空の向こう  
その静寂(せいじゃく)の中で　君が微笑んでいる