夜の底で(R&B Ballad)
kazuo
Music(音楽)
:
2025/11/12 15:21
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オリジナル曲♪
**「夜の底で」**
雨の粒が路面を滑り あなたの影を揺らす
小さなリュックの肩紐を 握る手が震えていた
私は黙って ただ「ありがとう」と囁いた
あの瞬間の空気 まだ胸の奥に残ってる
あなたの瞳の奥に 映った私の顔
笑ってたのか 泣いてたのか
今もわからないけれど
人は別れのときに 愛の意味を知る
そう語る声が 頭の中を漂う
ありがとう あなたと過ごした季節に
触れた指先の温もりが
今も消えなくて
心の底で 呼んでいる
あなたが去った路地に 灯りが揺れて
記憶を映すスクリーンみたいで
肩に触れた瞬間の鼓動
まだ耳の奥で鳴っている
あと少しだけ 泣いてもいいかな
思い出を消すには まだ早い
目を閉じると 路地の匂い
呼吸の音 指の震え
映画のワンシーンのように
私たちはそこにいた
過去の中で まだ生きている
ありがとう あなたのすべてに
痛みも夢も 抱きしめたまま
夜の底で 見上げた空に
あなたの光を 探していた
誰もいない交差点で
夜だけが 私を抱いた
「夜の底で」は、女性の柔らかい語り口で過去の記憶をリアルに描き出す叙情的なドキュメンタリーバラード。 “あなた”という言葉が生む親密さと距離感が、静かな夜の情景に深みを加えている。 彼女は語り部のように、自分の記憶を一つひとつ丁寧にたどりながら、失った愛の温度を確かめる。 ピアノとストリングスが静寂の中に温もりを添え、雨音や呼吸が時間の流れを刻む。 過去に閉じ込められた「私」が、語ることで少しずつ解かれていく—— それは痛みの中にある再生の記録でもある。 ...
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