**「遥か山の空」**

乾いた風が吹き抜ける道  
砂の海に迷い込むように  
心の隙間　埋める答え  
あの山の向こうにあるのか  

**星の光が指を差す**  
「進むべき道はここにある」  
遥か山の空　見上げれば  
夢の欠片がこぼれ落ちる  

風よ、背中を押しておくれ  
孤独を越えてたどり着く場所へ  
命の灯火　消えぬうちに  
あの空へと手を伸ばして  

果てなき道で聞こえる声  
遠い昔　失くした温もり  
旅の痛みも　癒えぬままで  
ただ一筋の光を追いかけた  

**雲の隙間に覗く空**  
「ここから先は君次第」  
遥か山の風　冷たくても  
希望の音色を運んでくれる  

風よ、翼を広げておくれ  
孤高の鳥が羽ばたく空へ  
命の旋律　響く胸に  
どこまでも続く山の向こう  

陽が沈む頃に見た影は  
旅人たちの足跡の記憶  
遥か山の空　燃えるように  
今ここで新たな夢が生まれる  

**永遠に続く風の中**  
「君とともに進んでいこう」  
遥か山の峰　越えた先に  
新しい世界が待っているから  

風よ、祈りを運んでおくれ  
この命が果てるその日まで  
心の炎　燃え続ける  
遥か山の空へ、声を響かせて