**「夜風にそっと 」**

金曜の夜、街に光が灯る  
おしゃれなカフェで待ち合わせ  
小さなため息、胸が高鳴る  
今夜はどんな風になるの？

仲間たちと笑うあなた  
その横顔に惹かれて  
ふと目が合うたびに  
気持ちがバレそうで怖いの

夜風にそっと、恋が始まる  
いつもと違う空気感じてる  
あなたと私、まだ他人のふり  
でも心の中ではもう…恋人みたいに

明るい街並み、仲間たちと笑う  
肩が触れ合うたび、鼓動が早まる  
ふとした仕草に隠しきれない  
あなたへの想いが溢れてく

「今夜はどこへ行こう？」  
その言葉が愛おしくて  
見つめ返す瞳には  
ほんの少しの勇気を込めて

夜風にそっと、恋が始まる  
この瞬間が永遠に続けばいいのに  
照れくさい笑顔、二人だけの秘密  
心が重なるたびに、恋に落ちていく

静かな海辺、並んで歩く  
波の音が二人を包んで  
言葉は少ないけれど  
隣にいるだけで満たされる

あなたがふいに手を伸ばし  
指先が触れたその瞬間  
世界が止まるような気がして  
胸の奥、そっと灯がともる

夜風にそっと、心がほどけて  
不意にあなたが近く感じる  
二人の距離が少し縮まって  
夜明けまで、ただ一緒にいたいだけ

少し遠回りしながら  
真夜中の公園にたどり着く  
静かな風が二人の距離を  
少しだけ縮めてくれる気がした

ウィークエンドの終わり、別れの時  
「また来週も会える？」と聞いてくれた  
その言葉が私の心を満たして  
次のウィークエンドまで待てそうにないよ