**「黄昏のキス」**

闇が静かに　街を包むと  
月の光が　そっと囁く  
あなたの瞳　深くのぞけば  
見えるのは痛みか　それとも愛か

二人の間に　流れる時  
止まらない　だけど出会えた  
冷たい肌に　触れるたびに  
熱い想いが　溢れだしてく

黄昏の中で　交わすキスが  
凍りつく心を　溶かすから  
罪も恐れも　捨てて抱きしめて  
ただ今はあなたと　夜を染めて

周りの声に　背を向けながら  
逃げることさえ　できずにいても  
運命の糸に　絡まれたまま  
あなたと共に　落ちていきたい

光と影が　交わる場所で  
引き寄せられる　瞳が語る  
命を燃やし　願う永遠  
でもそれが叶わぬと　知りながら

黄昏の中で　交わすキスが  
凍りつく心を　溶かすから  
禁断の愛に　触れる痛みが  
甘くほろ苦くて　夜に染まる
 
愛しいのに　届かない  
この胸の奥が　叫ぶように  
夜が明ける前に　消えないで  
この手を離さないで

黄昏の中で　交わすキスが  r
二人の秘密を　隠すから  
すべてを捨てて　闇に堕ちても  
あなたと生きる夜を　染めていく

黄昏の静けさ　消えるまで  
二人の鼓動が　重なり合う  
罪も許しも　越えて抱きしめて  
ただ今はあなたと　夜を染めて