**「ひとしずくの言葉」**

伝えたいけど、伝わらない  
声にならない想いが、風に乗って  
君の心に届くように  
ひとしずくの言葉が、木漏れ日の中で光る

出会ったあの日の君の瞳  
不安と優しさが混じり合って  
触れたくても触れられない  
その距離が、切なさを運んだ

心の中にある秘密の場所  
誰にも見せない痛みを抱えて  
それでも君は微笑んでた  
その強さに僕は惹かれてた

伝えたいけど、届かない  
震える声が空に溶けていく  
君の世界に触れたいけど  
ひとしずくの勇気が、木漏れ日の中で揺れる

君が選んだ孤独の中で  
僕はただ手を差し伸べることしか  
できないけれど、それでもいい  
君が笑うなら、それでいい

遠くで響く雨音の中  
静かに紡ぐ二人の未来  
一歩ずつ近づいていくんだ  
この絆は、誰にも壊せない

伝えたいけど、伝えなくていい  
言葉にしなくても分かる気がして  
君と共に歩むこの道  
ひとしずくの愛が、木漏れ日の中で咲く

雨が止んだ空の向こうに  
君との未来が待っている  
木々が揺れる度に  
僕らの想いが、強くなる