**「影を歩いて」**

生まれた時から 影を背負って  
冷たい風に 心が震える  
母の言葉が まだ響いてる  
「夜の闇には 気をつけなさい」  
でも悪魔の囁きが 俺を離さない  
この目にはもう 光なんて映らない

影を歩いて 夜の中で  
どこへ行っても 何かが違う  
影を歩いて 死んだような夜に  
暗闇の中で 光は見えない

月が見ている 星は輝かない  
逃げようとしても 影は離れない  
どんな説教も 俺を救えない  
心は灰のように 冷たく固まる  
風が囁く「ここにいなさい」と  
でも影が引っ張って 遠くへ連れていく

影を歩いて 夜の中で  
どこへ行っても 何かが違う  
影を歩いて 死んだような夜に  
暗闇の中で 光は見えない

遠くで聞こえる 鐘の音が響く  
その音にすら 心が揺れない  
何もかもが 霞んで見える  
影の中で 俺はひとりさ  
足音さえも どこか虚ろで  
振り返るたびに 闇が追いかけてくる

影を歩いて 夜の中で  
どこへ行っても 何かが違う  
影を歩いて 死んだような夜に  
暗闇の中で 光は見えない

だから歩き続ける 影の中で  
救いなんて どこにもない  
影に支配され 永遠の戦い  
この夜を 永遠に歩いていくんだ