オリジナル曲♪
**「灯りは消えない、手を離しても」**
(whooo! whooo!)
覚えてる? 雨上がりのホームで
濡れた革靴を 二人で笑ったこと
白いシャツの袖口から
ラムネの匂いがした 夏のこと
(mm-hmm... mm-hmm...)
夕暮れの商店街 コロッケの湯気
自転車のベルを鳴らしすぎて 叱られた
あなたの笑い皺の手前の頬に
ずっと触れたくて 触れられなくて
(mm-hmm... oh... oh...)
玄関の格子戸の向こう 母の黒い傘が待っていた
「暮らす世界が違うのよ」 おびの結び目が急にきつくなった
夜行列車の窓に額をつけて
街の灯りをひとつ ふたつ 数えていた
切符ばさみの音がやけに大きくて
あなたの名前を飲み込んだまま 朝が来た
(yeah... yeah... oh-oh...)
聞こえる?
(we hear you!)
遠く離れても 消えなかった声が
(louder! louder!)
手を上げて 灯りをひとつ 灯して
(lights up! lights up!)
愛してた 愛してたよ 今さら遅いなんて言わないで
手を離したのは あなたの明日を私の影にしたくなかったから
離れた三十年も 胸の奥の灯りは消えなかった
愛された時間は 別れた瞬間に 消えたりしない
(ohhhhh... oh-oh-ohhh...)
(yeah... yeah... yeah...)
(ohhhhhh, yeah-eah-eah, hold on!)
(oh-oh-oh-oh! oh-oh-oh-ohh!)
(sing it! sing it!)
坂の上の 港が見える喫茶店
珈琲の湯気の向こうで あなたが老眼鏡を額に上げた
知らない皺が 目尻に増えていて
洗い物で荒れた私の指が 少しだけ恥ずかしかった
(mm-hmm... mm-hmm...)
財布の奥の古い写真は 角が丸くなっていた
返しそびれた傘の柄に 薄く残る私の名前
あの日 言えなかったひと言を
三十年かけて やっと声にできる
(yeah... oh-oh... yeah...)
聞こえてる?
(we hear you!)
あの日の改札から ずっと鳴っていた声が
(louder! louder!)
愛してた 愛してたよ 今さら遅いなんて言わないで
手を離したのは あなたの明日を私の影にしたくなかったから
離れた三十年も 胸の奥の灯りは消えなかった
愛された時間は 別れた瞬間に 消えたりしない
(oh... oh... ohhhhh...)
結ばれなくてもよかったなんて 嘘は言わない
それでも 愛した自分を 一度も恥じたことはない
勝ったのでも 負けたのでもない
あなたを愛した人間として ここに立っている
(ahhhh... oh-oh-ohhh...)
愛してた 愛してたよ 今なら まっすぐ言える
手を離したのは あなたを守りたかったから
離れた三十年も 胸の奥の灯りは消えなかった
愛された時間は 別れた瞬間に 消えたりしない
(ohhhhhh, yeah-eah-eah, hold on!)
(oh-oh-ohhh! sing it! oh-oh-ohhh!)
(lights up! lights up!)
覚えてる? 雨上がりのホームで
そこにまだ あの日の灯りがある
(ohhhh... ohhh...)



