霧雨のホームで(Folk)
kazuo
Music(音楽)
:
2025/11/11 13:37
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オリジナル曲♪
**「霧雨のホームで」**
淡い光の中、君の影だけが揺れる
小さな無人駅に、静寂が落ちる
手を離したその瞬間
雨粒が頬を打つ
「愛してる」は届かず
胸の奥に刺さったまま
小さなホームの木製ベンチが濡れていく
山間の村の石畳、小道に朝露
背の低い土壁の家々の間で笑い合った
小川のせせらぎ、指先に触れた冷たさ
木漏れ日が揺れる庭、秘密の言葉を交わした夜
風に揺れる稲穂の匂いが今も胸を締め付ける
ホームのトタン屋根に落ちる雨を見つめ
振り返ることもできず、ただ君を見送る
最後の笑顔が記憶に変わる
きりさめに溶けていく二人だけの時間
胸の奥でまだ呼んでいる
静かに、名前を呟く
木製のホームの隙間から小さな草が顔を出す
遠くかすむ山の稜線
村で見た夕暮れの田んぼ
揺れるいなほに二人の影が伸びる
古いえきしゃの鐘の音が胸を締め付ける
電車が来るまでの静寂
ホームのじゃりを踏む音だけが響く
心のアルバムをめくるように
過ぎた日々が、胸に痛く響く
最後の笑顔が記憶に変わる
胸に残る言葉が夜を締め付ける
二人の思い出がきりさめに溶けて
静かに心を包む
淡い光に二人の時間が消えて
小さな無人駅に夜が静かに降りる
声にならない涙が、静かに落ちていく
この歌詞は、無人駅での別れと山間の村での思い出を詩の朗読のように描いた、暗く悲しい叙情作品です。雨に濡れた木製ホーム、霞む山並み、小川や稲穂などの自然描写を細部まで描くことで、映画的な臨場感を演出。優しいバックコーラスが寄り添うことで、孤独や胸に残る感情を強調し、静かに感情が波打つ構成になっています。抑えめの語りと間合いを活かすことで、聴く者に涙と郷愁を呼び起こす、深く沁みる詩的楽曲です。 ...
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