








**「稜線の彼方、永遠の誓い」**
Ah〜 Ah〜 稜線の彼方へ
朝靄に包まれた谷間で
君の背中が霞んで見える
「夏が終わる」と 呟いた声は
岩に吸い込まれ 風に消えた
手を伸ばせば 君はそこにいるのに
掴めば壊れそうで怖かった
陽炎のように揺れる想いを
山は黙って見下ろしている
霧がほどけ 光が差し込む
影は二つ 稜線で重なる
嵐を越えるたびに
僕らはひとつの道になる
稜線の彼方で 永遠を誓うなら
雷鳴さえも祝福に変わる
涙を流す雨粒を抱きしめ
山よ証せよ 僕らの未来を
夕立に濡れた頬を撫でる風
まだ続く道を照らしてくれる
荒ぶる嵐の叫びの中でも
君の瞳に 僕は見つかる
もし山が崩れても
もし空が裂けても
君となら歩く
君となら選ぶ
この道を、永遠に
稜線の彼方で 永遠を誓うとき
夏の終わりも 新たな始まりに
嵐が去った空 虹が架かるなら
その光こそ 二人の証
「風を越えて…」
「嵐を越えて…」
「影を越えて…」
「光を抱いて…」
Ah〜 稜線の彼方、永遠の誓い
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