








**「嵐を越えてゆく」**
山の静けさが 嘘みたいで
胸の奥まで 冷たい風が刺す
足元崩れて 選んだ道が
正しかったのか 誰にもわからない
遠回りばかり してきたようで
振り返れば 誰もついてきてない
嵐を越えて 登るんだ
人生の意味を この身で掴むため
涙で視界が 滲んでも
諦めだけは 背中に置いてきた
孤独が叫んでも 心が折れても
一歩ずつ俺は まだ上を目指す
誰かの言葉に すがりたくて
心を売った日も 確かにあった
だけど山の上じゃ 誰も助けちゃくれない
自分の足でしか ここへは来れない
夢は遠くて 手は届かない
でも追うほどに 生きてるって感じたんだ
嵐を越えて 生きてゆく
傷だらけでも 信じた道の上
嘘のない声で 叫ぶように
「ここまで来たぞ」と 空に向かって叫ぶ
あの日の自分に 胸を張るため
俺は今日も 登り続ける
崩れそうな時もあった
目の前が全部 真っ暗で
でも足を止めたら そこで終わる
山も人生も 戻れないからな…
嵐の先に 光がある
誰が信じなくても 俺は信じる
恐れを超えて 涙を超えて
自分を越えて その先へ行く
この命が 果てるその時まで
山の上で 笑っていたい
投稿者 | スレッド |
---|