








**「ふるさとの道しるべ」**
ゆらりゆらりと風が揺れる
木漏れ日の中 遠くへ誘う声
心の奥にある懐かしい響きが
ぼくを静かに呼んでいる
山の影 谷間の小径(こみち)を辿り
忘れかけた夢が蘇るよ
澄んだ空 透き通る水音
あの日の笑顔 瞳に浮かべて
あの懐かしい声が胸に響いて
「帰っておいで」と囁く風の中
どんなに遠くても 迷わず進もう
心のふるさと あの場所へ向かう道
夕暮れに染まる空の色は
ぼくの心を優しく包み込む
ひとりきりの旅路でも
ここが帰る場所だと知っているから
ああ ふるさとの道しるべよ
風に乗り 心を連れてゆけ
どんな時も 忘れないでいて
あの青い空と緑の山々を
帰りたい 帰りたい
優しい光 包み込む場所へ
ふるさとの道しるべよ
ぼくを導いておくれ
あの日交わした約束は今も
胸の奥で確かに輝いてる
遠くの星 夜空に浮かんで
ぼくの道を照らし続けるんだ
帰る場所があることの温もりが
寂しい夜も強くしてくれる
どんなに暗い道でも歩けるのは
ふるさとの光が背中押すから
雨に濡れた小道も思い出になる
君の笑顔 風が運んでくる
心が疲れた時には
この道をたどって帰ろう
帰りたい 帰りたい
懐かしい風が呼んでいるから
ふるさとの道しるべよ
どうかずっと導いておくれ
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