








**「あなたの知らない明日へ」**
すれ違うたびに 胸が痛んで
それでも笑って 手を振ったの
二人の時間が もう戻らないと
気づいてたのよ ずっと前から
最後の電車 ひとり見送る
あなたの背中 まぶたに焼きつく
言葉はいつも 遠回りして
心の奥を 届かずに消えた
あなたの知らない明日へ 私は歩きだす
振り返らずに行くの 泣かないと決めたから
さよならじゃなくて ありがとうを胸に
あの日の笑顔だけ 連れていくの
ふたりの写真を 引き出しの奥に
しまい込んだら 少し泣いたの
忘れることなど きっとできない
でもね 前に進むための嘘よ
交わした約束 今はもうないけど
あなたの優しさ 今も支えなの
好きだった歌が 街角で流れて
ふと止まる 胸が疼くの
あなたの知らない明日へ 私は咲いてゆく
遠ざかる声さえも 愛しいと思える
さよならじゃなくて おやすみのキスで
あなたの幸せを 祈っている
愛は終わりじゃない 形を変えるだけ
涙の海を越えて 私は私になる
あなたの愛があったからこそ
ここまで来られたのよ
なたの知らない明日へ 私は旅立つの
風に舞う花びらのように 自由に生きていく
いつかまた どこかで笑いあえるなら
その日まで さよならを抱きしめて
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