kazuo
Music(音楽) : 2025/2/2 8:35
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**「君と登った山」**
「ここ、マジ空気いいよね」って
君が笑ったあの小道
足元の落ち葉 カサカサ言って
なんか、全部忘れちゃいそう
「もっと高いとこ行こうよ」
君の声が風に混じる
ねえ、この景色、永遠じゃないけど
今だけでいい、そう思った
山の上で、二人だけの
秘密みたいな時間があって
息切れさえ愛しくなるの
君の背中、追いかけてた
それが、私の恋だった
「この先、どうなるんだろうね」
ふざけた調子で聞く君に
「知らないよ、そんなの」って笑って
でも、本当は怖かったんだ
「大丈夫、何とかなるよ」
君のその無責任な言葉
でも、その一言だけでなんか
全部、大丈夫って思えたの
山の風が吹き抜けたら
君の声もどっかに消えて
だけど不思議、生きていける
君がくれた、この瞬間が
まだ、私を支えてる
「また来たいね、いつか」って
あの時の約束、叶わないけど
山のてっぺん、君の笑顔
思い出すたび、少し泣ける
君と登ったあの山道
二人だけの足跡があって
忘れたくない、その温もり
君の背中、追いかけてた
それが、私の恋だった
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