kazuo
Music(音楽) : 2024/8/30 8:54
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**「いつもの居酒屋で」**
「お疲れさん」なんて言いながら ビールで乾杯しようぜ
君といつもの居酒屋で 今日もまた終わりを迎えるんだ
他愛もない話が 心を少しだけ軽くしてくれる
仕事の愚痴をこぼして ため息つくのも毎日のことさ
「彼女はどうしてる?」って ちょっと意地悪に聞いてみたけど
君の笑顔に隠れた想いに 気づかないふりをしてたんだ
「俺たち、何やってんだろうな?」って 苦笑いしながら言うけどさ
誰かの夢を背負って 働く毎日も捨てたもんじゃないだろ?
だけど、今日だけはこの時間が 俺たちだけの特別なものだ
そんな何気ない話の中に 君の気持ちを見つけたいんだよ
だからもう少しだけ この瞬間を味わっていたいんだ
「最近どうよ?」なんて 軽く聞いてみたけどさ
君の表情が曇るのを見て 俺は何も言えなくなった
何か隠してるんだろ? そんなことを思いながらも
お互いに知らんふりして グラスを傾けてごまかしてる
「言いたいことがあるなら言えよ」なんて 心の中でつぶやいて
でも結局何も言えないまま 夜が深くなっていくんだ
「今が一番のときだろ?」なんて 無理に明るく言ってみるけど
君の瞳の奥にある何かを 俺はまだ掴めずにいるんだ
この時間が、たとえ借りものだとしても 俺たちだけのものにしたい
君が抱えているその想いを 少しでも分けてほしいんだよ
だから今夜は、この居酒屋の片隅で もう少しだけ話そうぜ
時計の針が進むのを 気にもしないでさ
「明日も早いんだろ?」って 現実に戻ることさえ忘れて
このまま時間が止まればいいなんて そんなことまで考えてた
でも、現実はいつも厳しくて 明日が来るのは避けられないからさ
せめてこの夜だけは 俺たちの時間にしたいんだ
「また明日も頑張ろうな」って 別れ際に言うその言葉に
少しだけ本音を隠して それでも笑顔を作ってみせるんだ
今日のこの瞬間が、俺たちにとって 何よりも大切なものだから
この夜が終わる前に もう少しだけ君を知りたいんだよ
だからさ、また一緒にここで 明日を迎えようぜ
この夜が終わる前に もう少しだけ君と話してたい
「またな」と笑って 君と過ごすこの時間を大切にしたいんだ
たとえ何も変わらないとしても 俺たちだけの夜がここにあるんだからさ
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