**「夜空に紡ぐ詩」**

静かな夜の　風に揺られて  
足音が紡ぐ　ふたりの時間  
言葉じゃなくても　伝わるものが  
月明かりの下に　生まれる  

君の隣で　ただ歩くだけで  
胸の奥に　ひとつの明かり  
今だけの魔法　覚めないでほしい  
星たちが笑う空の下  

夜が続くなら　どこまでも行こう  
君の声が響けば　迷わない  
手を伸ばせばほら　未来が広がる  
この瞬間（とき）を胸に刻んで  

ふいに振り返る　君の横顔  
何を見てるの？　何を想うの？  
言いたいことも　聞きたいことも  
言葉にならないまま揺れる  

遠くの光　目指して歩く  
同じ速さで　同じ鼓動で  
君の存在が　心の羅針盤  
離れたくない　この夜だけは  

夜が終わるまで　この手を離さない  
君と描く未来なら　怖くない  
月が照らす道　行き先は知らない  
ふたりならそれでいいから  

「まだ行けるよね？」  
「うん、大丈夫さ。」  
重なる声　ひとつの歌に  
星空の下で　響き合う  

夜明けが来ても　君が隣にいる  
歩き続けた記憶が　道になる  
いつかまたここで　手を繋げるように  
この夜空に夢を紡いで  

静かな夜の…  
風に包まれて…  
足音が響く　ひとつの未来