**「見えない君」**

静かな夜にひとり、  
君の声が響くんだ。  
誰にも見えないその姿、  
僕だけが気づいてる。

涙は見せない君だけど、  
心の中で泣いているね。  
触れられないその手が、  
僕の胸を切なく締めつける。

見えない君がそばにいる、  
手を伸ばしても届かない。  
消えない記憶が残るから、  
僕は君を忘れないよ。  
ずっと、そばにいると信じてる。

冷たい風が吹き抜け、  
君の影を探している。  
見えない痛みの理由さえ、  
まだ僕にはわからない。

本当はずっと知っていた、  
君が遠くへ行くことを。  
だけど君と話したくて、  
僕はこの場所にいるんだ。

見えない君が笑ってる、  
悲しみさえも隠しながら。  
忘れられないその瞬間、  
君を胸に刻みつける。  
遠い空の向こうでも、  
君を見つめ続けるよ。

見えない君が囁く声、  
僕の心に深く届く。  
二人だけの秘密のように、  
君と繋がっていたいんだ。  
どこにいても、感じてるよ。

見えない君がそこにいる、  
消えない光が導いてくれる。  
永遠に、そっと、  
僕のそばで輝いている。